今日の朝のおやつは、こぐま組の子どもも大好きなヨーグルトでした。以前は保育者に開けてもらい食べていましたが、保育者と一緒に開けたり、少し開けてもらったりと少しずつ自分でしていく中で、今は一人でフタを開け「先生あけれたで~!」「んーっ!できたぁ!!」と保育者に開けられたことをニコニコ嬉しそうな顔で教えに来てくれますよ!

 

       

ごちそうさまをした後はお口を拭きます。一人一人の側に着き一緒にしたり、ゴシゴシと子どもが口を拭いている姿に声を添えたりする中、子どもの出来たという思いに共感していく事で初めは「してください」「できない~」と保育者に持って来ていた子も、少しずつ自分でしてみようという気持ち、意欲が膨らんでいき、少し難しいことでも、自分でしてみようとする姿が増えてきました。

 

 

    

 

おやつを食べた後は色々な体操をしました。体操をしよう、と保育者の声をきくと「はこうはこう鬼のパンツ~」と歌って踊り始める子や、その姿を見てオニのツノを取りに行く子がいました。うたを口ずさんだりする中、力のつよーいオニのつもりになって体操を楽しんでいましたよ。絵本を見たり、園庭や公園など色々な場所でオニのツノやパンツをつけて遊ぶ中、はじめは保育者の摸倣をしていた子ども達も少しずつオニのつもりになって保育者とドッスーン!とやりとりをしたりして遊ぶことが楽しくなり、自分たちでツノを付けたり、むしゃむしゃの森(絵本に出てくるオニが探検に行く森)に行きたい!という姿がたくさんあります。ちびっこの集いが終わったから終わりでなく、これからもオニのつもりになったり、身近な大人や動物などのつもりになって遊んでいきたいと思っています。

 

  

たくさん体操をした後はひつじ組さんが楽しい事をしていると聞き幼児ホールに行きました。「チューチュー!」「ライオンさんいたなあ!」と劇遊びに出てくる動物を見つけたり、歌や踊りを楽しんで見ていました。どんどん前かがみになったり、中腰になったりしながら見ていましたよ。保育者の姿を見ながらパチパチと拍手をしながら見ている子もいましたよ。

ぱんだ組さんの劇遊びも見ました。劇遊び中の歌が好きで。「もぐらバスがあ~」とお兄ちゃん、お姉ちゃんの歌を聞きながら楽しそうに体を揺らしたり、一緒に歌ったりしていました。

    

 

お昼ご飯の用意を保育者がしに行くと「〇〇ちゃんもするー」「〇〇くんもー」といつも保育者がしているようにテーブルクロスを広げたり、椅子を運んで、ギュッと椅子を机に入れていますよ。

    

 

 

見立てつもり遊びが楽しいこぐま組の子ども達。いつも保育者や身近な大人がしている事をよく見ており、一緒にしたり、同じことをしてみようとする姿がたくさんります。この姿に、危ないからダメ、大人がした方が早いからとしてしまうのではなく、一緒に楽しみながらしたり、子どもがしているのを側で見守ったりする中、様々な経験をすることで、子ども達の見立てやつもりのイメージが膨らみ遊びが広がっていきます。こぐま組での生活もあと少しですが、子ども達と一緒に楽しんだり、様々な経験をする中楽しく遊んでいきたいと思います。