♪北風小僧の寒太郎♪ とどこからか聞こえてきそうな今日、おもちつき大会をしました。
12月に入ると、もうお正月という思いが強くなります。保育園では、新しい年をお迎えする準備として、子ども達とお手伝いをしてくださる、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんと先生達でもち米を洗う事から始まり、うすの準備、火床を作る準備等をみーんなでしました。
ごりら組がついたおもちを、ぐるーぷでお雑煮用のおもちに丸めたり、もち花を作って飾ったり、お店屋さんでおもちをチケットと交換したり、劇を見たり、伝統行事のおもちつきを満喫しました。
さあ、おもちつきの始まりです。
蒸されたもち米をこねて、おじいちゃんがついてくれるのを「よいしょ よいしょ」と応援する子ども達。
お母さん達は、子ども達の雑煮用もちやもち花を作って飾ってもらいました。
そのもち花を作るやなぎの葉を取るのはごりら組の役です。
「やなぎっていうのや」「まがるな」「ながいし、ふまんといて」等と言いながら、きれいに葉を取ってくれました。
そして、「みんなのために」とおもちつきの経験をぜひ子ども達にさせたいと、重いきねを持ち上げ、自分でついてみました。
そのおもちをぐるーぷに持ち帰り、みんなで雑煮用のおもちを丸めました。小さなかわいいお手々なので、とっても小さなおもちがいっぱいできました。
先生たちの暮れのあいさつやお正月のあいさつ、正月遊びの劇を見た後は、お母さん達が作ってくれた3種類のおもちのお店屋さんの開店です。
チケットを配ってもらい「おもちください」「はい どうぞ、よく噛んで食べてね」
寒かったけど、楽しかったおもちつき大会。手伝って下さった人達、後片付けをしてくださった先生にお礼を言い、昼食のお雑煮を食べました。
「おもちつきは、30年ぶりや」とおっしゃっていたように近年、うすでおもちをつく伝統行事がなくなりつつありますが、あひるが丘では継承し、子ども達の大切な経験の場としたいと思っています。