7月28日、29日に合宿(お泊り保育)をしました。

合宿まで様々な活動をしながら、この日を楽しみにしていた子どもたち。

朝から合宿の歌「ついにやってきた がーっしゅくのひ~♪」があちこちで響いていましたよ。

 

合宿保育では楽しい思い出作りではなく、楽しい事を土台に自分たちの生活を自分たちで進めたり、活動をする為に自分たちで準備をしたりしながら自立へ向かう事をねらいとして取り組んでいます。

1.自分の意思や考えが自分の言葉で表現できる

2.自分の身の回りの事が一人でできる自立心を育てる

3.日常、接する事の少ない大自然の中で、心から感動する体験を積み上げる事をねらう

4.様々な体験をする中で達成感を味わい、十分な自信と次への活動意欲が高まる事をねらう

 

これらの事をねらって、合宿当日まで様々な大人に関わってもらいながら保育をしてきました。

 

朝、登園した子どもたちはリュックを見せ合ったり「リュックおもーい!」と言いながらも、荷物が重たい事にも嬉しそう!

園にいるみんなに「いってきます!」と手を振り、バスが待ってくれている所まで歩きます。

バスの中では朝の集いをしたり、楽しいゲーム遊びをしながら過ごします。

〈伝言ゲーム〉

〈アメなめ競争〉(最後まで残っている人の勝ち!)

アメを噛んだり早く食べてしまいたいのですが我慢、我慢!

アメがとけないようにと口の中で転がさないようにしたり、口を押えて喋らないようにしていた子もいましたよ。

 

まいまいハウスに着いたら館長さんにご挨拶をし、生活する場をみんなで掃除をしました。

掃除が終わった後、洗った雑巾をどうするかという事になり、子どもたちが作った三つ編みを使う事に。

雑巾を干す場所を探して「どこにくくろうか?」「ここはどう?」「もっとながくないとぜんぶほせへんで」とやってみたり、考えて試してみたりして、全部干せる方法が考え出されました。

頑張った後はお腹がペコペコ。

みんなでお弁当を食べました!

お弁当の後は ①お風呂の後の着替えとタオルを用意する ➁帰りの体操服を用意する ③カッパを出す の3つを自分で用意します。

「なにがいるの?」「きがえってパンツも?」など先生や友達に聞きながら最後までなんとか自分で準備しました。

 

次はカレーライス作り!

みんなで食べるカレーライスを自分たちで作ります。

食材も子どもたちが皮をむいたり、切ったりして準備します。硬い野菜は先生に手伝ってもらいながらも自分たちで切りました!

 

食材の準備ができたら給食の先生に続きをお願いして、夕食の素麺を食べる時に使う竹の器作りをしました。

竹の器は事前活動で切っていましたが、このままでは切ったところがギザギザで食べる時に痛くなってしまう!と紙やすりでつるつるになるまで磨いたり、自分の物ってわかるように名前や絵を描きました。

竹の器作りも終わりかけの頃、まいまいハウスの近くを通る京都丹後鉄道の電車が見られるかもしれない!と教えてもらい、みんなで近くまで散歩に行きました。

電車が通るまではその場所で虫捕りをしたり、貝殻集め、やまびこ遊びをしながら待ちました。

「ヤッホー!!」

生き物を見つけては追いかけ、捕まえられると「○○くんすごいやん!」とみんなで見たり、次は自分が捕まえるぞ!と真剣に探す姿、そして、本当に捕まえられたという喜びも感じられ、電車を待っている時間でしたが、本当に楽しい時間になりました。

残念ながら全員で電車を見る事ができなかったので(2本目の待っていた電車が運休だったので見られませんでした)、明日見に行く事にしました。

夕食の前にお風呂の時間。

体や頭も自分で洗います。

そして、自分たちが寝るお布団を敷いたり、夕食の準備も自分たちでします。

「いただきまーす!」

自分たちで作ったカレーライス、竹の器で食べる素麺など特別がたくさん詰まった夕食となりました。

 

夕食の後は、この日までおけいこしてきた出し物発表をしました。

にじぐるーぷは『ももたろう』

そらぐるーぷは『うらしまたろう』

かぜぐるーぷは『おむすびころりん』

ほしぐるーぷは『4ひきのねこふくろのなか』

「拍手をしてもらいたい」「すごい/楽しいって言ってもらいたい」などと毎日ぐるーぷの先生と一緒におけいこをしてきて、発表をした後に、見ていた友達や先生たちから「ここがすごかった」「本物みたいに見えた」「見ていて楽しかった」など言ってもらい、ホッとしていたり嬉しさを感じていた子どもたちです。

 

夜になり、外に出てみると星がたくさん見え、「うわーきれい!」「星座が見えるかな?」と夜空を見ながら話していると、星の精がやってきました。

“火の神様が来てくれます。合言葉を言って下さい”と言われ、火の神様との手紙のやりとりで教えてもらった合言葉をみんなで唱えると・・・

 

火の神様が来て下さいました!

子どもたちも初めは驚きが大きかったのですが、火の神様が不思議な力で井桁に組んだ木に火をつけたのを見て、「えーすごい!」と一気に目がキラキラして感動する姿がありました。

火の神様から火を頂いたので、真っ暗だった外もお互いの顔が見える程明るくなり、キャンプファイヤーやゲーム遊びをして楽しい時間を過ごしました。

様々な遊びや体験をしたので、夜はあっという間に眠りにつきました。

 

2日目の朝。

空がだんだん明るくなってきた頃に子どもたちは目が覚めきて、とっても早起きでした!

起きてから顔を洗って、歯を磨いて、着替えをして、自分が寝ていた布団をたたみます。

早起きをしたので、朝ご飯の時間までに昨日見た電車がまた見られるかもしれないと知り、身のまわりの事を進めていきますが、(電車を見にいきたい気持ちはありますが)身のまわりの事になかなか向かえなかったり、自分が終わったからと遊ぶ姿などがあり、生活が進まず見に行く事ができませんでした。(1日目のお風呂後の着替えなどを用意する時もこれらの姿がありました)

見られないまま帰るのは嫌だと、朝ごはんを食べた後にもう一度チャンスがあるので「この時間は絶対見に行こう」と決め、食後の片付けや水着に着替える、荷物をまとめるのをみんなで力を合わせてやり、みんなで電車を見に行く事ができました!!

そのまま、まいまいハウスの周りを散歩しているとクワガタムシにも出会いましたよ!

まいまいハウスの館長さんにお礼のご挨拶をしてから海へ出発!

海に着いて早く遊びたいですが、まずは準備運動をします。

そして、ゆっくり海の中へ。

波が来ると「うわーきたー!」と波から逃げたり、足に波が当たるのを喜んだり、波打ち際に寝転んで全身で波を受けたり、助走して向かってくる波をジャンプで飛び越えたり、水のかけ合いや、海の中で相撲をしたり、泳いでみたり、砂浜では貝殻集めや、砂山作り、穴掘りなどいろんな遊びを楽しみました。

途中でスイカ割りもしました。

ただのスイカ割りではなく、逃げていくスイカを子どもたちが追いかけ、棒で叩きます。

棒は一振りしたら次の人に交代で、笛の合図がなるまで一生懸命追いかけます。

先生たちもスイカを引っ張って必死に逃げました。

みんなで一生懸命追いかけて叩き、少し割れ目が!

 

みんなでおいしくスイカを頂きました。

2つのスイカを食べ比べる子もいましたよ。

 

最後にもう1回海入って遊んでから昼食です。

先生たちが作ってくれたホットドックを頂きました。

おいしくておかわりをする子がたくさん!

あっという間に全て完食しましたよ!

 

楽しかった合宿はこれでおしまい。

帰りのバスでは楽しかった話で盛り上がっていましたが、徐々に静かになっていき、体を休めながら帰ってきました。

 

合宿の2日間中で、自分の事を自分でするだったり、生活を進めるにはどうしたらいいか(自分がよければいいではなく、友達とやみんなでする)方法を考えたりやってみたりするなど、様々な経験をし、お母さんやお父さんがいなくてもできるんだという自信になったと思います。

この自信を今後の活動に繋げていき、さらに意欲的に、今までできなかった事にも挑戦してみようという姿になるよう、保育していきたいと思います。

ごりらぐみの合宿にご協力頂いた全ての皆さん、ありがとうございました!