雲一つない秋晴れとなった昨日。遠足へ行ってきました。

“ごりら組しか乗っていないバス”も特別で嬉しい子ども達です。

バス停に到着!!山の入り口を目指します。

歩いていると、色づく木の葉や、雲のない空、どんぐり等、季節の移り変わりに気付きます。

入り口に到着しました!!「さぁ、登るぞ!!」

山の斜面ではしっかり足を踏ん張り、足元を確かめながら登ります。

途中で折り返して下ります。すれ違いながら子ども達同士で「また後でね~!!」と声を掛け合いました。山では色々な人とすれ違います。「おはようございます」「行ってらっしゃい」「気をつけて」と挨拶や言葉を交わすことも社会と関わる大切な経験ですね。

下りは滑りやすいので”より”慎重に足を踏ん張りながら歩きます。

山を下りた後は公園を目指します。足元には落ち葉がいっぱい落ちていました。「歩くとカサカサ音がする!!」「ほんまや!!」と踏みしめながら歩くのが楽しい子ども達です。

公園に着いたらまずはお弁当。お腹はペコペコです。お弁当を開けると、嬉しそうな声が聞こえてきましたよ。

ご飯を食べた後はバスの時間まで目一杯体を動かして遊びました。

「そっちにいたで!」「今跳んで行った」とバッタをみんなで追いかけます。

「今日は雲が全然ないなぁ~」と空を眺める姿もありました。

散策をしていると「葉っぱのお家」をみつけましたよ。

「虫取り網がないから木の枝と蜘蛛の巣で作ろう」と蜘蛛の巣を絡めとっています。

斜面も子ども達にかかれば大きな滑り台になります。

楽しい事をみつけるのが大好きな子ども達。「楽しそう!!」「やってみたい!!」と心が弾むと体が動き出します。段々みんなが斜面に集まってきました。

山の登り始めは恐々と登っていた子もいましたが、足を踏ん張ったり、木を支えにして掴んだり、何度も繰り返すうちに自信をつけて登る姿がありました。前を歩いている子が「ここ、滑りやすいよ」と後ろの子に伝えたり、「あとちょっとやで!!頑張れ!!」と励まし合う姿もあり、日常の保育はもちろんですが、同じ経験を共有する事で友達との関係が深まるのを感じます。

子ども達のその身を通した経験(何度も滑ったけど足を踏ん張ったら滑らなかった・最初は怖かったけどやってみたら登れた・木の枝や葉っぱの隙間から見える太陽の光を”木漏れ日”って言うんだ等々)は自信になるのはもちろん、子ども達の心を豊かにします。特別な事は必要ではなく、日常の中で季節の移り変わりに目をとめたり、生活の中での子ども達の気づきなどを大切にしていきたいですね。