「運動会でどんな事をしたい?」と聞くと、「前のごりらさんみたいに、竹登りと竹馬と戸板登り」と返ってきました。そして「リレーもやで」と子どもたち。ばんび組の時とは違う、チームで勝負を競うリレーをしたいと言いました。

このように、みんなで“できるようになりたい”“勝ちたい”と目的を持って、取り組みが始まりました。他にも、オープニングで踊ったり、ばんび組と一緒に野外劇もします。これらは、ただ“できるようになる”ことが目的ではなく、友達と相談したり協力したりして、活動を進めていく楽しさを感じる。また取り組むことで、自分の力を十分に発揮し、達成感を味わうことを目的としています。

竹登り  毎日少しずつ登っていく。友達に教えてもらい、応援してもらい、何度も挑戦。

竹馬  初めは「壁におしりをつけて歩く事から」

竹馬を足で挟むと豆ができて、痛い!

戸板登り  「どうやって登る?」「はしごを使う」「上に上がったら怖い」

リレー  「アンカーになりたい」「順番決めよ」「1番がいい」「あれあれ、誰の次やったっけ?」

運動会の取り組みをしている途中、ひつじ組さんが「ピザを作ったから食べて!」とやってきました。この様子を見て「ぼくらも食べたい!」から始まったピザ作りの話し合い。そしてピザ作り。それはそれはおいしかった。「もっと食べたい!」コールが収まりませんでした。

次回は、お月見会でおだんごを作って食べようね。

運動会の取り組みでは、子どもの「できるようになりたい」気持ちを、友達との関わりの中で達成していけるようにしていきたい、そんな願いをこめて取り組んでいます。他、オープニング、野外劇もお楽しみに。