11月24日(火)ごりら組のみんなでやきいもをしました。
イワナを焼いて食べた時に「次はやきいもをしよう!!」と陽先生と約束をして、楽しみにしていた子ども達です。
やきいもの日より前に”ばばばあちゃんのやきいもたいかい”という絵本を読んで必要な物を考えました。「アルミホイルは・・・給食室にあるはずやし借りてこよう!」「新聞紙もいるな。あれ?もうないわ」(お家にあるのを持って来よう!という事になりました)「火を大きくするのに段ボールで風を送らなあかんし、段ボールもいるやん」と用意をして、「葉っぱや木の枝は裏山にいっぱいある!!」と裏山に向かいました。
葉っぱを集めるうちに「どんな葉っぱがいいかな?」「燃えやすい葉っぱってどんなのやろう?」という疑問が出てきました。「茶色い葉っぱちゃう?」「カサカサ音がする葉っぱがいいと思う」「なんで?」「だって、乾いてる葉っぱの方が水が少ないから燃えやすいで」とみんなで話す中で「触った時にカサカサ音がする位乾いてる葉っぱがいい」と決まりました。葉っぱを触りながら集めていきましたよ。
そして、いよいよやきいもの日!!まずは火を起こします。「イワナを焼いたときにブロックで囲いを作ったし、ブロックを運ぼう!」と用意をしました。木の枝を組み、牛乳パックをちぎって火を点けます。葉っぱを入れるとモクモクと煙が出てきました。「イワナの時にはこんなに煙が出なかったのになんでかな?」「うんうん。木の枝の時はこんなに煙出なかった」という新しい疑問も湧いてきます。
火が点いたらさつまいもの用意です。濡れた新聞紙で包み、その上からアルミホイルを巻きます。
葉っぱのお布団でお芋を包みじっくりじっくり焼いていきます。
手をかざすと熱がじんわり伝わってきます。♪垣根の垣根の曲がり角~、たきびだたきびだ落ち葉たき♪と歌を歌いながら「落ち葉たきって温かいね」と陽先生が教えてくれましたよ。
おいもが焼けるまでの間には王様取りが始まりました。
そろそろ焼けたかな?と串を刺して見てみます。
「やきいもが焼けたよ~!!」という声に子ども達が集まってきました。
「どんな色?」「どんな匂い?」自分の目で見て、自分の身を通して感じる事ってわくわくしてとても楽しいですね。
みんな揃って「いただきます」をしました。
「家にあるおいもより甘い!!」「おいしい!おかわりしよう」「またしたいな」と口々に話す子ども達。
スーパーでは手を伸ばせば買えるやきいもですが、自分達で火を起こし、新聞紙とアルミホイルを巻き、風を送りじわじわ焼いて・・・という食べ物が出来るまでの過程を知ることで、より「食べ物」「食べる」という事の大切さを感じてほしいと思います。そして、イワナのブログでもお伝えしましたが、準備をする中で疑問に思ったり、みんなで考えたり、その意味を身を通して知るという事を大切に、これからもごりら組で楽しい”遊び”をしていきたいと考えています。