6月26日に、ごりら組みんなで、自分達で使うプールだから、自分達で掃除をしよう。「だって、前のごりらさんもしたはったもん」とプール掃除をしようと意気込んでいましたが、残念な事に雨が降り、プール掃除ができませんでした。
朝から、「どうしよう、雨やし出来ない」 「てるてる坊主作ろか」等と心配な声が上がり、ごりら組みんなで考えました。
一人一人どう考えるかを言ったり、いつしたらいいか、プール開きはどうしようと話し合い(保育者が意見をまとめます)、今日、プール掃除をすることになりました。そして、プール開きは1日の予定です。
さあ、麦わら帽子をかぶって、プール遊びでもしようかという勢いでプールのある屋上へ。
プールを見ると、「うわー きたないなぁ」「こりゃ掃除しなあかんわ」等と、出してそのままになっている組み立て式のプール掃除が始まりました。
1人1人雑巾やタワシをもって汚れを落としたり、汚れた水をバケツに入れたりする子ども達。
汚れが落ちにくいところは、「タワシさん ここ、こすって」とタワシを持っている子の出番です。
ある程度、汚れが落ちたら、水を外に出すために(グループに分かれて)バケツに水をためるゲーム(満水ゲーム)をしました。
よーい
スタート
何度かするうちに、どうしたら沢山水が入るか考えるようになり、また、友だちと協力する姿も出てきました。
バケツにたまった水が汚く、濁っている事を確かめつつ、どのぐるーぷが多いか、見た目で判断したり、わかりにくい時は高さを雑巾で測ったりしての「おべんきょう」もしつつの掃除兼ゲームでした。
最後に残ったゴミもきれいに取り、きれいな雑巾でプールのあっち、こっちをきれいにして、プール掃除は終了です。
大人がしてしまえば済む事かもしれませんが、朝礼で、いつも陽先生(園長先生)から教えてもらっている、
〝自分の出来る事は自分でしよう”
自分達が使うプールは自分達できれいにしてから使おうと思ったり、思うようにして、その事を通して感じていく事の一つとしてプール掃除をしました。掃除を終えると、他のクラスの先生や子ども達から「ありがとう」と言ってもらい、子ども達の自信や誇りも持てたと思います。
子どもの声 「プールに入るの楽しみや」「これでみんなもはいれるで」「きれいにしといたで」