朝晩と冷え込み、季節も少しずつ冬に近づいてきましたね。

寒いと感じながらもごりら組の子どもたちは、「寒かったら走ったらいいねん!」と園庭や裏山を駆けまわって遊び、上着を脱いだり、体操服や半袖で過ごしています。

又、丈夫な体づくり(継続した運動遊び)として、11月になってから裏山や緑地公園で走っています。

木や竹の根、石などの地面の凹凸がある不安定な所や斜面などで走る事で踏ん張ったり、こけないようにと体幹を鍛える事も遊びながら毎日取り組んでいるところです。

 

明日に築山の土と砂場の砂を新しく入れる事になり、前の築山の土を砂場に入れていたので、土を砂場から築山に戻すのを手伝ってくれた子もいましたよ!

 

さて、リレーはというと、今日の勝負をするまでは23対19と赤チームがリードしています。

白チームも話し合いを重ね、気持ちが合ってきたり、順番を変えてみたりして先週の木、金と2連勝しています。

今日も勝ちたい白チームと、逃げ切りたい赤チームの勝負です!

結果は赤チームの勝ち!

どうして負けたのかと白チームで話し合いが始まりました。

「走ってる時にこけそうになった」「追いついてたけど抜かせへんかった」「最後まで本気で走ってなかった子もいた」などとそれぞれに思う事を話します。

その中でおけいこを一生懸命していないという姿が出てきて、おけいこはしているけれど本気で走っていない姿、走りながらふざける姿、おけいこ中に勝手にどこかに行ってしまう姿などがあり、毎日一生懸命している子はそれでは困るという事を話していました。

“おけいこをしていてもそんなおけいこだったら走るのが速くならない”“速くなる為のおけいこなのにそれでは意味がない”“自分だけが速くなってもチームのみんなが速くならないと赤チームには勝てないから一生懸命おけいこして”と思っている事を話しながら、今までのおけいこのあり方をもう一度振り返り、考えます。

「赤チームは白チームがおけいこをしていない時もおけいこしてはる」と気づき、赤チームの子の走りも速くなってきたなと感じ始めている白チーム。

「白チームも一生懸命おけいこしている子は速くなってきた」という言葉もありました。

でも、数人が速くなっているだけではチームが勝てるとは限りません。

話し合いで思いや気づいた事を出し合い、自分はどうだったかなと振り返り、やっぱり足りない、このままではいけないと思ったら次からはどうしていくかを考え、子どもたちで決め、チームのルールとなっていきます。

そうして気持ちが同じ方向を向いたり、勝ちたいという目標に向かって共に力を合わせていく事の楽しさ、達成できた時の喜び、達成感を感じて集団の楽しさや友達同士の関係から24人の大切な仲間だと子どもたちが感じられるように、今後もリレーの活動を続けていきたいと思います。

またおうちでも、リレーの結果だけでなく、結果に対しての気持ちや、子どもたちの思い、その時感じた事なども一緒に聞いてみてください。