いよいよ冬本番の寒さがやってきましたね。今日は、そんな中でも元気いっぱいのごりら組の様子をお知らせします。

朝の会の後、裏山へ行きました。大好きな「猫山」の絵本に出てくる‟猫ばば”と"三平”になり、同じイメージを共有しながら遊ぶ子ども達です。

怖い猫ばばになりきっています。

「僕は耳のいい猫ばばやし、三平達が動いたらすぐにわかるで」「じゃあ、僕は目のいい猫ばばや!」「三平じゃなくて、四平にするわ!」と、どんどんイメージが広がって子ども達同士でやりとりを楽しむ姿もあります。中には「僕はふくろうやで!ホ~ホ~」とふくろうになる子もいました。

どんぐりや落ち葉を拾い集める子達もいました。

部屋に戻り、給食の前に絵本を読みました。毎日一冊必ず絵本を読んでいます。今日の絵本は「うみの100かいだてのいえ」です。これまで、「100かいだてのいえ」「そらの100かいだてのいえ」と読んできました。100かいだてのいえシリーズは子ども達が大好きな絵本の1つです。

給食を食べた後はお掃除をします。❝自分で出来る事は自分でする❞という事はあひるが丘こども園で大切にしている事の1つです。「自分で出来る」という事は子ども達の自信となり、その自信が次に向かう意欲となります。家庭でも子どもが出来る事は、頼って任せて欲しいと思います。

 

掃除の後、園庭に出るとすぐに走り始める子ども達です。運動会後も続くリレー。毎日走り続け、喜んだり、悔しくて泣いたり・・・を繰り返してきました。負けても勝っても「明日勝つにはどうしたらいいか?」をチームで考え、「今日はバトンが落ちてしまったからおけいこしよう!!」「順番を変えてみたらどうかな?」「走ってる仲間には最後まで諦めずに"頑張れ!”って応援しよう」「みんな線ギリギリ走れたし昨日より速かったよね」「今日、負けたのは相手チームよりおけいこが足りてないからやと思う」と話し合いながらおけいこをしてきました。時には思いがぶつかり合う事もありましたが、そんな話し合いを繰り返すうちに一人一人が「自分の事」として捉え、チームの中で自分の考えを言葉で話す姿に変わってきました。

バトンを待つ子達は走ってくる友達の名前を大きな声で呼びます。

【赤チーム、白チーム、どちらかが20勝するまで】と決めて続けてきたリレー。現在、「赤チーム19勝:白チーム17勝」です。明日赤チームが勝てば20勝。白チームが勝てばリレーは続きます。最終的な結果はわかりませんが、これまで子ども達が「勝ちたい」と願い、諦めずに粘り強く、毎日❝チームみんなで❞取り組んできた事こそが大きな育ちとなっていると感じています。

明日、一人一人が力を出し切れるように、私達保育教諭も全力で応援したいと思います!

頑張れ!ごりら組!!