ごりら組は「あらしのよるに」の劇と合奏「ボン・クラージュ」を皆で発表すると決め、 生活発表会に向けておけいこをしています。

先日、舞台を設置したので、合奏と劇を実際に舞台上でやっています。今日はばんび組が先に合奏をしていたので朝の会をしてからお客さんになって見ていました。

一緒に歌ったり、「○○ちゃんちょこっと座りが上手やな」と話したり、見ていて気づくこともあるようでした。

 

そして次はごりら組の番!何回か合わせて練習をしていますが指揮を見ていないのでずれていってしまいます。まず少人数で指揮を見ることを意識して合わせてみました。

 

休みの時はしっかり指揮を見れていても自分が弾いている時や叩いている時はなかなか指揮が見れない様子です。けれどだんだんと指揮を見る回数が増え、音が合ってきました。

他の子達も入って全員で準備。皆と指揮者(下井先生)の目が合うまで始めません。

舞台に立ったら喋らない、「ようい」と言われてからすぐ三秒くらいで用意ができる、足をそろえるなどお客さんに見せることも意識しながら練習をしました。 

音の大きさも工夫して合奏しています。「難しかったとこ弾けた!」「最後タイミングよく叩けた!」という声もあり、最初はばらばらだった合奏が少しずつ綺麗に合わさってきました。もっと綺麗な演奏になるよう皆でおけいこ頑張っていきます。

 

そして劇遊びでは舞台が使える時間まで場面に分かれて遊んでいました。

 

舞台が使える時間になり、さあ最初の場面から順番にやってみようと言うと、「まだ覚えられていない」「半分だけしか言えへん」と言う子がちらほら、、。

それでは劇が出来ないし、皆で任せて自分がやると決めた役なのに困る。「この前と覚えてないところが一緒やけどおけいこしてるところ見てないなあ」「みんなでおけいこの日は明後日やのに間に合うん?」「ごはんの前でもおけいこできんで」

覚えられていなかった子は練習不足だと気づき、お昼や夕方、空いている時間を見つけて覚えるとみんなの前で言いました。同じ場面でやりとりする子に助けてもらいながら明日までに頑張って覚えてと聞いている子が伝えました。

そして出来る場面は舞台で動いてやりました。

見せるという事を考えて立ち位置を工夫したり、本当に自分だったらどんな風になるのか想像しながらもっと気持ちを込めて言えるように練習しました。

子ども達は後ろまで聞こえる大きな声をだせるようになってき、動きも大きくなってきました。

少しづつ出来てくると楽しい様子でした。もっとゆっくり話せるようにおけいこしていきたいです。

お客さんになって見ている子たちは友達と喋っていたり遊んでしまう子もいますが、「もっと大きい声がいい」「こんな動きがいいんちゃう」と気づいてアドバイスもしていました。

 

最後はあらしのよるにの歌をうたっておわりました。歌う時もふざけずに「気持ちを込めたらきいているひとは涙が出ると思う。」と大切に心をこめて歌おうとする姿が見られました。