台風19号の影響の為、12日(日)に第48回目の運動会が開催されるか心配もありましたが、天気に恵まれ、無事に12日に運動会が開催されて、子どもも大人も喜んでいます。

運動会当日は、期待や緊張もありながら、一人一人の子どもが力を発揮したり、31人みんなで力を合わせて自分達で決めた目標を達成しようとする姿を見せていました。踊りや競技等をやり終えた子ども達の表情には達成感がありました。

この当日を迎えるまでに、お手紙やボードやホームページなどでも知らせていましたように、子ども同志の様々な関わりがありました。

初めは、自分の事として捉えていなかったり、自分ができたらそれでいいというような姿がありました。

けれども、31人みんなで目標を立てたり、その目標を達成するために、友達と様々に関わったりする中(協力したり、教え合ったり、認め合ったり、時には責め合ったり)、一生懸命取り組んできました。

なかなかできなかった子も友達と関わりながら、最後まで粘り強く取り組む中、達成していきました。

リレーでも、友達を責め合う事から始まり(勝ちたいが故に)、同じチームの友達と仲間意識を持ち、勝つために力を合わせてきました。

この運動会の取り組みで、一人一人が様々な所で自信を持ったり、意欲を膨らませてきました。

お家に帰って、家族に褒めてもらったり、大人に認めてもらったりしてきた子ども達。

そして今日運動会を終えて、子ども同志で当日までの取り組みを振り返り、認め合う場を持ちました。

そこでは、多くの子ども達の手が上がり、『友達を認めるたくさんの言葉』が出てきました。その姿から自分の思いを言葉にしたり、友達の言葉を聞こうとする姿、友達の事をよく見ていること、みんなで運動会に立てた目標を友達と努力して達成できたと感じている心が見えました。

運動会が終わったからおしまいではなく、運動会を通して持った自信や意欲、友達との仲間関係を引き続き、より確かな物にしていったり、深めていきたいと思います。

運動会で応援リーダーを引き受けて下さった保護者の皆様、お忙しい中、子ども達の為に時間を作っておけいこをしてきて下さったり、取り組んでいただきありがとうございました。

今日はひつじ、ぱんだ、ばんび、ごりら組みんなで野外劇をして遊びました。

今日からの野外劇は自分の任された役でも違う役でもいい!!自分で『やってみたい!!』『やってみよう!!』と決めて行う形となります。踊りを互いに教え合ったり、楽しんだりする姿があちこちで見られ始めます。運動会は終わっても様々な関わりを通しての『心育て』は続きます。『毎日のあそびと生活』を主体性を持った一人一人の子ども達が心弾ませて過ごし、人と関わる事を大切にして豊かでしなやかで、逞しい心。人格形成(人間形成)に職員一同邁進していきたいと思います。今後も『家庭と園が良きパートナーであり、一緒に子育て』をしていきたいと思います。宜しくお願いします。