すっかり寒くなり、園庭の葉も色づいて、葉がたくさん落ちています。

もう12月を迎えようとしています。冬がすぐそこまで近づいてきました。

 

 

今日は、消防署の消防隊員さんを迎えて、総合避難訓練を行いました。

消防署の方が、みんながどのように避難するのかを見た後、気付かれた事を教えていただきました。

避難する時に大事な事、お(押さない)・は(走らない)・し(しゃべらない)・も(戻らない)に一つ付け足して頂いたことがありました。て(手と鼻を押さえる)です。火も危険ですがそれと同様に、それ以上に危険な煙を吸わないための方法です。子ども達は普段の訓練からハンカチや手で口を押えて逃げる訓練をしていますが、言葉として指導を受けたのは今回が初めてでした。今後は「お・は・し・も・て」と子ども達が意識していけるように知らせていきます。

 

講評の後は、職員が水消火器を使って、実際に火を消す訓練を子どもたちも見ました。

 

 

そして、ひつじ組以上の子ども達が消防車の近くまで行っての消防車両の見学をさせてもらいました。

なかなか近くで見る事のない経験に子ども達は、とても楽しんでいました。

 

子ども達は、消防士さんの制服や、帽子を着させてもらったり、大きなタイヤの横に並んでみたり、驚きや憧れの表情をのぞかせていました。

 

 

 

ホースを持たせてもらったり・・・

「重いから気をつけてね」

「全然重たくないで!!」

「ホースすごく長いな~」

「どれ?どれ?・・・ほんまや~」

 

消防車の中を見させてもらって、

「これ何に使うんやろ?」

「高い所に行くときに使うのかなぁ?」

「これは、物を運ぶのかな?」

「これは、木を切ったりする物やってぇ」

と、子どもたちはとても興味を持ち、見ていました。

 

消防士さん同士で連絡を取り合う“トランシーバー”も見せて頂きました。

 

実際に消防士さんから、なかなか体験ができない話を聞いたり、車両を見たりする経験は、より災害について子ども達が知ったり、考える機会となったのではないかと思います。