ばんび組は、発表会で劇遊び「11ぴきのねこ ふくろのなか」と合奏「学園天国」をする!お客さんに見せる!とみんなで決めた子ども達。
昨日に31人みんなの役決めも終わりました。
今までは、その時その時にやりたい役をやってみて遊んでいましたが、今日は、みんなから任せられた自分の役になって劇遊びをしました。
ある一つの場面で遊ぶ中、その場面に出てくる役の子は、くり返し表現したり、演じる事を楽しみながら遊んでいきます。他の子ども達は、お客さんになって友達の表現を見て、「こうした方がもっとよくなるんちゃう?」など自分の思いを出したり、「今の大きい声やった!」と子ども同志認めあえるようにします。
でも、まだ友達に目が向きにくかったり、友達の表現を座って見られなかったり、待てない姿が多くあるので、出来るだけ、待つ時間がない様にと少人数に分けて劇遊びをしました。
皆の中ではなかなか自分の思いが言葉にできない姿も、少人数に分けると出てきます。大人も大人数の中では、喋らなくても事が進んでいったり、発言がしにくかったりしますよね。
今日は、ウヒアハが猫たちにやっつけられる場面で遊びました。
「ウヒアハやったら怖い顔してる方が怪物みたいに見えるんちゃう?」
「もっと大きな声で言った方がお客さんに聞こえると思うで!」などと言いながら遊んでいきました。
少人数に分けて、劇遊びを進めていき、途中でその場面や役同志で見せ合う事をしていきます。その中で認め合ったり、友達と関わり合えるようにしていきます。自分達が楽しかったらそれでいい!という劇ではなく、お客さんに見てもらうことを意識した劇になっていくように進めたいと思います。
他の子ども達は、劇遊びをしていく中で自分達が必要だと感じた小道具・大道具作りをしました。
「今日は木を作ろう!」と自分達で必要な材料を集めて「どうやって作る?」「木には枝があるなぁ!」「あ!葉っぱも作らな!」と友だちと力を合わせて作っていきました。
繰り返し作っていく中で、ガムテープを自分で切れるようになり、ダンボールだって上手く切れるようになりました。
劇で使う物を作っていく事で、発表会や劇遊びのイメージが持てたり、僕たち、私たちがする劇だ!と一人一人が自分の事として捉えられるようにしていきたいと思います。
そして、お昼には、それぞれの楽器に分かれてのおけいこです。
それぞれ、担当の先生に教えてもらいながらおけいこをしています。
おけいこが進み、曲に合う事が楽しかったり、前は出来ていなかったところが出来るようになってきたりと、楽器を奏でることが楽しい子ども達です。今日、その先生との約束の時間までにみんなが集まれず、おけいこが出来なかった子ども達もいます。任された事を一生懸命できるようにとも、担当の先生に関わってもらっています。
2月2日にみんなで初めて合奏をしよう!と期待をしながらおけいこ中です!