ばんび組は運動会の当日前からごりら組の戸板、竹登り、竹馬、リレーの活動を見ていました。
見ている時から、「してみたいな~」 「ごりらだけいっぱいしていいな~」
と言ってた子どもたち!!
「運動会が終わったら、教えてもらおう!!」
と子ども達と話をしていました。
期待が膨らみすぎたのでしょう。運動会が終わってすぐに、ごりら組に教えてもらいに行っていた子ども達の姿がありました。
でも改めてばんび組みんなで、ごりら組に「教えてください」とお願いしに行きました。
そして念願の、戸板、竹登り、竹馬を教えてもらいました。
「ここはしっかり持つんやでっ!!」
「登れたやん!!」
ごりら組に支えてもらって、なんとか登れました。
見てるのと違い実際やってみると難しくて、戸板も竹登りも竹馬も子ども達が思っていたより遥かに苦戦していたばんび組の子ども達です。
ごりら組に教えてもらってから、朝、昼、夕方の時間に教えてもらいながら今日もおけいこをしていました。
「ごりらさん持ってください」
「しっかり足挟まなあかんねんで!」
「こう?」
「ゆっくり、ゆっくり・・・まだ全然落ちてないで!!」
「手持たなくても大丈夫?1人でいける?」
「まだ!!行けへん・・・」
ごりら組みたいにできるように毎日おけいこを頑張っている子ども達です。
自分のクラスの活動を頑張り、他クラスの活動を見る事で憧れや、意欲の芽をムクムクと育ててきた子ども達。そして異年齢の関わりの中で、他者を育てる(教える)事の難しさや、他者が出来るようになった事を(関わりを持つ中で)自分の事の様に喜ぶ(共育ち、共存共栄)感情を味わいます。自分は一人ではないと勇気付けられ、他者と共に生きる喜びや術(社会性)を学ぶのです。
運動会は終わりましたが益々活気を帯びているあひるが丘です。縦横斜めと網の目の様に人同士が関わりを深める乳幼児期でありたいと思います。