先週の土曜日にあひるが丘保育園の生活発表会(成道会発表会)があり、今日はクラスの中で、発表会でした劇をして遊びました。

発表会ではそれぞれが任され、決まった役をしていたけれど、今日は”今、自分のしてみたい役”をしました。

友だちがしていた役、自分がしていた役をする子と様々です。

友だちがしていた役でも『自分達の、ばんび組の劇』と思って取り組んできたので、セリフや動きもしっかりと覚えていました。

でも、細かい所までは分かりにくく、教えたり、教えてもらいながら進めていました。

【からす役】

「今年も、寒い冬がやってきました」

「カァーカァーカァー・・・」

「お殿様と奥様が」

「きつねの毛皮を取りにくるよ!!」

 

【奥様とお殿様役】

「きつねの毛皮を取りにいくのじゃぁーーーーーー!!」

「お供します、お殿様」

 

【ゆき役】

「お殿様と奥様を」

「寒くするぞー!!」

 

「寒くなれ~寒くなれ~・・・」

 

 

【きつね役】

「そうだ!!おにごっこしよう」

「いいよ!!」

「コン太くんがおにね♪」

「いいよ!!あっちに逃げよう!!」

 

【山男役】

「ここは大きくて、きれいな山だ!!気に入っただ!!」

「おれは、あっちの山から来た山男だす!!」

 

【大根役】

「パカっ!!」(種から芽がでます)

「ザワザワ・・・」

それぞれがやりたい役を楽しみました。

次は「〇〇の役したいな~」 「〇〇の役やろ~っと♪」と自分の気持ちを友だちに話しながら、劇を楽しむ姿が見られました。

 

劇あそびの後は、美味しい給食!!

異年齢の関わりを意識的に持つことを日々の生活の中に計画しています。毎日、お昼寝のお手伝いをしに行く事で、こあら組(2歳児クラス)と関わる機会をつくっていますが、年明けから数回にわたり、こあら組と給食を食べる機会もつくってきています。

今日は、こあら組と一緒に給食を食べる日でした。

 

「口あけて。ア~ン」

「おいしいで!!」

 

給食後のお昼寝の寝かしつけのお手伝い!!

 

服の脱ぎ着を手伝ったり、脱いだ服のたたみ方を教えたり、生活をすすめる上でのお世話をしたり教えたり、助けたりとしながら『互いに』関わりを深めています。

 自分より小さい子の事を知るという事と、難しいお世話をできる事で、自分の力に気付けたり、自信になったりするきっかけになるようになればと関わる機会を意図的につくっています。

自分より小さい子のお世話をする事は相手の気持ちを感じながら・汲みとりながらではないと上手くいきません。関わりを深める事で生れてくる様々な感情。耐性や協調、共感など。簡単なようで中々の難しさがあります。同年齢やほんとのきょうだいでは思いがぶつかりケンカになるだけの事も、異年齢や家族以外の人との関わりの中では違う様子も見られます。保育園という社会の中で、人と関わりを持つ中で社会性の芽を芽吹かせ、育んでいって欲しいと願います。