明日は、月おくれのお花まつりを行います。仏教の開祖おしゃかさまは、4月8日にお生まれになりました。4月は、子ども達がまだ新しい環境に慣れていない時期ですので、1ヶ月遅れて、花御堂(はなみどう)を作り、おしゃかさまのお誕生をお祝いします。その花御堂を作るためにごりら組さんは史跡公園へ、ばんび組は北ノ口緑地公園へ出かけて、摘んでもいいお花を摘んできました。
「せんせい、車の通る道から行こう」と子どもたち。裏山から、車の通らない階段をぬけるとすぐ緑地公園に行けるのですが、もうばんび組ですから、「車の通る道は、端っこを歩かなあかん」 「手をつないでいったらいいやん」等と交通ルールを自分から守ろうと言う気持ちにさせて、いざ出発。
お花摘みといっても、摘んでもいい花と積んではいけない花(いいことと、悪いこと)が自分でわかるように、お家の庭のきれいな花を見つけては、「こんなきれいな花、摘みたいなぁ」 「摘んでもいいかなぁ」 とつぶやくと(みんなに聞こえるように、ちょっと大きな声で) 「あかんで、よそのお家の花はとったらあかんのやでー」と すかさず返ってきました(もう一人の保育士よりも早く)
様々なお家には今、本当にきれいな花が咲いていて、ついつい見とれてしまいます。そして、いちごを見つけた時は、「あかんなぁ」と言いつつ、思わず触ってしまいたくなるくらいでした。
さあ、緑地公園に到着。
すると、この前、裏山で見た小さな竹の子の背がぐーんと伸びて、「うわぁー こんなに大きくなってる」 「竹の子大きいなぁ」 「これはもう竹やで」なんて子どもたちの会話がはずみました。
小さな草花を見つけては、「これは摘んでもいいかなぁ」と確認しつつ、子ども達の手には小さなかわいい花が1つ2つと増えてきました。
昼食をとった後、先生と子どもたちで花御堂を作りました。
年度当初は10日に予定していましたが、雨で花つみに行けず、延期となったお花まつり、明日行います。お迎えの時にどうぞ、お子さんと一緒にお参りしてください。
お家から9日や、今日12日にお花を持って来て頂いた皆さん、ありがとうございました。素敵な花御堂が出来そうです。