寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

ぱんだ組の子ども達は、秋頃から遊んできたパンどろぼうごっこがますます楽しくなり、それぞれの役の歌や体操を毎日毎日、何度も何度も繰り返し楽しんだり、お面やみんなで作ったお家や小道具を使い、友達と一緒につもりになって遊んでいます。

さて、今日は子ども達がずっと楽しみにしていた秘密の活動「クッキング(パンづくり)」の日でした。こんなに楽しそうで、ワクワクする活動がどうして秘密なのか。その理由となる出来事は、12月6日に起こりました。

12月6日、この日は、ぱんだ組で「パンづくりごっこ」をして遊びました。パンどろぼうの絵本を読んだり、ごっこ遊びをする中で「パン作りって面白そう、やってみたい!」「でも、難しそうだな、、、」そんな思いが膨らんできた子ども達と、パンを作るごっこならできそう!と小麦粉粘土や集めてきた木の実を使って「パンづくりごっこ」をしていました。

はぁ、昨日は楽しかったなと次の日ぱんだ組に来ると、ロッカーの上に置いておいた粘土パン達が全部なくなっていました!!
「なんでなんで!」「昨日はあったのに!」「もしかしてパンどろぼうが盗んでいったんじゃない!?」そんなやりとりから、次パンを作る時は絶対に気づかれないようにしないと!と話していました。

当初、12月中に予定していたパンづくりでしたが、感染症が流行ったり、体調不良の友達が多く、今日までやむを得ず延期としていましたが、感染症の蔓延防止のため様々な工夫をしながら、今日行うことができました。

子ども達は今日まで、パンづくりのことはぱんだ組だけの秘密にすること、話をする時はヒソヒソ声でと決めて、こっそり楽しみにしていたんですよ♪

そして今日、さあ始めよう!と準備をしていると「あ!パンどろぼうの絵本とか、歌とかあったら、パンどろぼうが来てしまう!」や「カーテン閉めとかないと、もしパンどろぼうに見られたら気づかれてしまう!!」と思いついた子どもたち。パンどろぼうにパンをとられないように、色々話しながら秘密のお部屋が整いました。

さあ、パンづくりの始まりです!

感染症予防のため、食材に直接触るところは、先生がやります。子供達にとっては「我慢」の時間になりますが、先生がやるところ、子ども達にお願いするところを見通しが持てるように伝えると、期待を持って、ワクワクしながら見て、待つ子ども達でした。

まぜまぜ、ぐるぐるするところは先生が、こねこね、ぎゅっぎゅとするところは子どもたちにお願いしました。

「まかせて!」と得意気にこねては、嬉しそうです。

最後は、オーブンでじっくり焼きます。

まだかな、まだかな。 いい匂いがしてきた! 膨らんできた!
一つ一つの発見全てが、ワクワクする材料です。友達と一緒にそれを感じられることで、嬉しさも、期待も何倍にも膨らみます♪

チーン!と良い音がして焼き上がりました!

まさに、ツヤツヤ、ほかほかのパンです!

焼きたてのパンの匂い、ツヤ、色、温かさをその身を通して感じ、経験することができるって、本当に貴重な体験ですよね。

美味しそうに出来上がったパンをぱんだ組だけではなく、お裾分けをしたい!子ども達は出会う先生達に「パン作ってるねん!パン泥棒が来ないように内緒やけど後でこっそりあげるよ」といつの間にか約束をしていましたよ♪

今日のクッキングは、ぱんだ組だけではすることが出来ませんでした。みんなが美味しく作れるレシピを考えてくださった給食室の先生や、みんなが健康に安全にパンづくりができるように考えて下さった陽先生。お裾分けと「ありがとう」の気持ちも一緒に届けに行きました。

「うわぁ、こんなにいいことしたの!?いいなあ!」「すごく美味しい!本当に子ども達が作ったの!?お店が開けそうなくらい!」そんな嬉しい言葉と、パンを食べて笑顔になっている先生達を見て、照れ臭く、でも嬉しくて、じっと眺めている子どもたちでした♪

さあ、ぱんだ組もみんなで食べるぞ!とお部屋に戻ると、机の上に怪しい置き手紙が、、、

なんと、パンを届けにいっている間に、パンどろぼうがパンを盗みに来ていたようです!

齧った跡があるパンが残されていました。

「ええええ!こんなに秘密にしてたのに!?」
「いつの間に来たんやろ!どうやって入ってきたんかな!?」

「見て!こんなところにパンどろぼうの足跡がある!」

「ほんまや!え!今、窓からパンどろぼうのマントが見えた!」

「急いで逃げていったんかもしれへんな!?」

色々な想像が膨らみ、友達と発見や考えた事を話し、ますます想像が膨らみ、興奮がおさまらない子どもたち。

「みんなのパンも食べてしまったかな!?」

急いで確認すると、、、、。

子ども達の分と、先生の分は残っていました。  ひと安心。

わくわくした気持ちで、「でも、パンどろぼう、美味しいって言ってくれてる!」と期待しながらみんなで食べました。

一口齧ると、、、

「おいしい!」「ふわふわ!」「甘い!」「一つじゃ足りないくらいやな」

美味しくて、嬉しくて、本当にとっても素敵な表情でした。

『お家でも食べたことがない味がする』

きっと、ずっと楽しみにしていたパンづくりを、友達と一緒に経験できたこと、経験して感じた、楽しい気持ち、嬉しい気持ち、ワクワクした気持ちなど、心が動かされた瞬間を共有・共感できた特別な時間が、特別な味にしてくれたんだと思います。

ホームページでは何度も伝えていますが、“友達と一緒ってこんなに楽しい“  ”友達と一緒にもっとしたい、またしたい“   という思い、そう感じられる友達の存在がが、子ども達の学びや、意欲、自信のもとになると考えています。

今日の楽しかった特別な経験や、想像して膨らんだり広がったイメージから、またごっこ遊びを楽しんでいけたらいいなと思います♪

残念ながら、参加できなかったお友達がいたり、感染症予防の観点からパンを作る中で子ども達でも出来る工程を省いて行った今日のパンづくりでした。

今回のパンのレシピは給食のおやつ「ヨーグルトスコーン」をもとにしています。

お家でも子ども達と簡単に作ることができるので、是非ぱんだ組のパン職人たちに教えてもらいながら作ってみてくださいね♪

—————-ヨーグルトパン——————

<材料> 直径8cm程度のパンが15個前後つくれます。

●強力粉 180g

●無糖ヨーグルト 120g

●上白糖 60g

●ベーキングパウダー 5g

●サラダ油 60g

●食塩 少々

<作り方>

①ボウルにヨーグルト、サラダ油、食塩を入れてよく混ぜる

②強力粉、上白糖、ベーキングパウダーをふるい、ボウルの中に入れ、手でよくこねる

③好きな大きさに丸めて、オーブン170℃〜200℃で焼く

※オーブンで焼く前に電子レンジで温め、先に中に火を通してから、オーブンで焼き目を入れると、時短にもなり、よりふわふわになります。