来週の月曜日からぱんだ組もプールが始まります。カレンダーに水着の絵を描いて「この日にプールに入るよ。」と知らせています。子ども達は「明日プール入んの?」と楽しみに待っています。「ここ寝てここ寝てここ寝て…ここ寝たらプール!」とカレンダーの日にちを指さしながら知らせました。カレンダーを使い、視覚でも伝えると少し見通しを持って、また期待を膨らませて待つ姿があります。13日のプールが楽しみです!

先日色画用紙を使ってはさみで一回切りをしました。お母さんたちに協力してもらい集めた廃材の容器を使って、その中に切った画用紙を入れていきました。画用紙は果物に見立てて切りました。色でイメージする果物の名前を言いながら好きな色を選んで切っていきましたよ。

その画用紙を保管しておいて、今日は自分で切った果物を使ってジュースを作りました。

コップやボトルの形に切った画用紙に果物をのりで貼っていきます。最近、参観や七夕の集いでのりを使ったり、回数を重ねる中使い方も慣れてきた様子。「全部の指でつけるのでなく人差し指を使ってチョンとつける」ことを意識していました。

同じ色ばかりを貼る子、並べて貼る子、均等に隙間をあけて貼る子、重ねて貼る子など貼り方も様々です。今日は小さい紙に貼ることで繰り返し貼ることを楽しめるようにしました。

果物に見立てて作っているところから、「イチゴとメロンのジュース」「リンゴジュース」「シュワシュワのジュース」など子どもの中にあるイメージが言葉に出てきました。

できたジュースはうさぎのぬいぐるみや絵本のかえるさんに飲ませてあげました。「飲んだはるわぁ」「もっと欲しいって言うたはる!」「おいしい?」と話しながら遊んでいました。

こんなにたくさんのジュースができましたよ!

今日の活動での言葉かけで、例えば「画用紙にのりをつけて貼るのよ。」と言って進めるよりも、「くだものをいっぱい入れてジュースを作ろう!シロップ(のり)もつけたらおいしくなるよ。」と言うことで、のりをつけて貼るということが繰り返し楽しくなるように言葉をかけています。どのような活動にしようか、内容から環境、言葉がけなど年齢に合わせて一人一人が「楽しんで」活動できるように毎日の保育を組み立てています。「楽しかった」と思えることが「もっとしたい」「もう一回したい」「こんなこともしてみよう」など意欲にもつながっていくのだと思います。