名札に星が1つついて、ピカピカの体操服とかばんを身につけてぱんだ組になってから約1ヶ月が経ちました。新しい生活にも慣れてきて、「自分達はお兄ちゃん、お姉ちゃんになった!」ということを感じ、なんでも意欲的にしている子どもたちです。

 

 

朝、園庭でみんなで遊び体操をした後、各クラス部屋に戻ります。ぱんだ組の子ども達も自分のクラス、担任、お友達、部屋の場所が分かり、戻って来れるようになってきました。帰ってきた子ども達は汗びっしょり。水分をしっかりとって活動に向かいます。

 

今日のぱんだ組は素材遊び(何でも見立てられたり、変形できるものを使っての遊び)をしました。今日は同じ形の牛乳パックいっぱい、5色の洗濯バサミをいっぱい、様々な大きさの四角の色画用紙、薬の箱という素材を使っての遊びです。

「今日はいいものを持ってきたよ!」と言って牛乳パックの底と、洗濯バサミを出すと、すぐに遊び始めました。牛乳パックの中に洗濯バサミを入れたり、淵に沿って挟んでいったり、牛乳パックどうしを洗濯バサミでつなげたりして遊んでいました。洗濯バサミを入れた箱をまた繋げて長くしたり、淵に沿って挟んだ洗濯バサミの上にまた洗濯バサミを挟んでいったりと、昨年よりも構成の仕方が複雑になっているのがよく分かりました。一つ一つを集中してじっくりとつなげていました。

 

 

 

 

 

 

 

テープを壁にかけると画用紙を洗濯バサミで繋いでいき、「洗濯物干してんねん。」とつもりになりながら遊ぶ姿もありました。洗濯バサミどうしを繋げて長くしたり、牛乳パックの輪切りに洗濯バサミを挟んで遊ぶ姿もありました。

 

 

 

 

 

 

 

満足のいくまで構成することを楽しむと、ままごと遊びや電車ごっこなどのごっこ遊びに発展していきました。洗濯バサミをくだもの、箱をコップに見立ててジュースを作ってみたり、箱と箱を組み合わせて電車や舟に見立てて走らせてみたり。いすを並べてコーナーにして、「ここはおうちやねん!」とその中に入り、「おかえり!」「ごはんできてるよ、どうぞ!」などのやり取りをしてごっこ遊びを楽しんでいました。こんな風に組み合わせて遊んだんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぱんだ組になって初めて素材遊びをしてみたのですが子ども達は思った以上に様々に組み合わせていることに驚きました。今まで物と物を組み合わせる遊びをたくさんしてきたからこそ、「組み合わせるって楽しい!」ということがベースになって構成の仕方にこだわりももって、物を複数組み合わせることもできるようになったのだと思います。また、その物を使ってつもりになって遊び、そして友だちどうしでもやりとりをしてごっこ遊びに展開していくのも、子どもたちの中でイメージが豊かになってきての姿だと思います。

今後も様々な素材を使っての構成遊び、また、ごっこ遊びをしながらそれが結びついて楽しく遊べる様にしていきたいです。