お星さまがついた名札をもらい、ピカピカの体操服を着て、ドキドキした入園進級式から一か月が経ちました。

新しい生活にも慣れ、クラスのお友達や先生、ぐるーぷのお兄ちゃん・お姉ちゃんが大好きになってきたひつじ組の子どもたちの、一日の様子をお伝えします。

 

朝は園庭で思い思いの好きな遊びしたあとはみんなでお片付をして、みんなで体操をします。

 

 

 

 

 

去年の運動会でした体操‘‘早起きパワー‘‘です! のびのび身体を伸ばすっていうのは気持ちいいなぁ!

 

元気に体操をした後は、お部屋に帰ってお茶をのみ、みんなで朝の集いをします。

手遊びをしたり、絵本を見たり、みんなのお名前を一人一人呼んで、お返事をします!「あれ?今日は〇〇ちゃんいないなあ」とお休みのお友達がいる事にも気付く子が増えてきました。

‘‘クラスのお友達‘‘がわかってきたんですね。

日々他者と生活を共に重ねる事で、『自分という存在(何が好きで、何が出来て、何が苦手と感じてるか等)を認識』し、『友だち、せんせい(他者)という自分以外の人や、人の営みを知り』、その人たちと自分を比べて、また深く自分の事を知っていくのだと思います。その繰り返しから自分や自分を取り囲む世界に関心を抱き、『もっと知りたい』『もっと感じたい』と知的好奇心や意欲が膨らんでいくのだと考えます。子どもたちが世界を探求(生きていく)していくお手伝い(保育・子育て)を子どもと共に生きる中深めていきたいです!!

 

今日は、プランターにゴーヤとオクラの苗をお引越ししました。

ゴーヤの苗を見ると…

 

 

 

 

 

何度も読んだ、5月の月刊絵本「おまめ」にも、芽が出て、花が咲いて、実がなる様子が描かれているので、苗を見た途端に「おまめや!」と’”おまめ”が生るかも!と期待に目を輝かせる様子の子ども達でした。

「この苗からは、おまめじゃなくて”ゴーヤ’’ができるんだよ!」と話します。しかし、言葉だけではわからない様子です。今度はゴーヤの実が描かれた絵本も見せてみましたが、それでもキョトンとした様子。

きっとこれから蔓(つる)が伸びて、黄色の花が咲いて、「ゴツゴツの形をしたゴーヤ」や、「細長い形をしたオクラ」の成長を日々五感を通して感じながら、実際に触れる経験をし、それぞれの違いを感じ、不思議に思ったり、友達と会話を通して『生命』の輝きや神秘性に感嘆し、自分達の手で育てたいと考えます。もちろん、枯れたり、発育不良等も経験するかと思います。『育てる・育つ』ことは難しい。だからこそ、生命は掛け替えがなく尊い!!奥深い生命の教育を始めていきたいと思います。見守り、関心を寄せて下さいね。

ベランダで、プランターに土を入れ、みんなで「ゴーヤとオクラのおうち作り」をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両手で大切に土を運び、プランターへ。土はなんともフカフカで気持ちが良く、感触も楽しみながらおうちを作っていきました。

 

 

 

 

 

できた「おうち」はひつじ組の前のベランダに移動しました。毎日一緒に心を寄せ、オクラとゴーヤの成長を見守っていきたいと思います。

 

そのあとは、きょうだいぐるーぷ(異年齢クラス)のお部屋に帰ってご飯の時間です。

お兄ちゃんお姉ちゃんが配膳をしてくれたり、ピカピカ(綺麗にごはんをさらえる)を手伝ってくれます。

 

 

 

 

 

毎日お昼ご飯から、きょうだいぐるーぷ(異年齢クラス)で過ごす事によって、お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒にしながら、生活の仕方を知ったり、お兄ちゃんお姉ちゃんに優しくしてもらいます。そして、甘えたり、頼ったりしながら少しずつ「人と関わり方」や「人と関わる心地よさ」。そして「人と関わる難しさ」を感じて、日々生活している子ども達です。色んな感情を経験して、豊かな心を育んでいきたいと思います。