一昨日、ひつじ組以上クラスの発表会が行われました。
当日まで、各クラスで、年齢や発達、子どもの姿に合わせ、おけいこ(遊び)を重ねてきました。
当日舞台裏では、大勢のお客さんに見てもらう事にドキドキして恥ずかしかったり、期待してはりきったりと、それぞれ色々な姿を見せていた子どもたちです。
そして今日「発表会楽しかったなあ」「こんな大きな拍手をもらったで!」「おばあちゃんも来てくれはってん」といろんな話を嬉しそうにしていました。それぞれに楽しさ、満足感、達成感を感じていたのがよく伝わってきました。
今日、ひつじ組では、劇遊びをみんなでしましたよ。
発表会までは、様々な役をしてみたい気持ちもありながら、一つの役を自分で決めて、おけいこ(遊び)をしてきました。
今日は好きな役でやってみよう!と、それぞれやってみたい役をやってみる事にしました。
「どしんどしん!」強そうな顔!
「ドスコイドスコイ!」「ブタさん今日はいっぱいいるから強いで!」
「コロコロコロコロ~」
「元気いっぱいの川やねん!」
「橋はケンケンで渡れるで!」
最後は目覚めた恐竜さんにおにぎりを渡すのですが、今日は岩さんや川さんも「お腹がすいた!」との事で、みんなにおにぎりをあげに行きました。
ひつじ組では、友達とのやりとりや、一緒にするって楽しいな、という事を感じてほしいと思い日々遊んできました。
初めは数人でのごっこ遊びや表現遊びでしたが、「なんだか楽しそう」と感じ寄ってくる子が増えてきたり、遊びをつなげてみたらお話になった!という事も嬉しく、遊びの輪が広がってきました。
絵本という一つのみんなが知っている、共通のイメージがある絵本のお話を通して遊んでいく中で、それぞれに楽しさを感じられるように遊んでいき(絵本の中に出てくる物を作るのが楽しい、絵本のセリフのやりとりが楽しい、役のつもりになっての表現が楽しい等々)、それを組み合わせたり、繋げたりして、それぞれの’’楽しい気持ち’’が一つの遊びになり、イメージを共有する、通じ合う。つまりみんなでするって楽しいなと感じる!!他者と関わりを持ち、感じたことを言葉にして遊び、生活を重ねる日々の暮らしの中で、友達との関係がより密になっていくのだと思っています。
これからも、子ども達は多くの人たちと出会い、関わりを持つと思います。そして様々な出来事や新しい発見をするでしょう。そうすると、心が喜んだり、驚いたり、悲しんだり、色々な葛藤を感じると思います。しかし多くの出会いや発見をする傍らには『人(他者)』が居て、人と一緒って楽しいな、人と関わるのって楽しいなと感じられるよう育てて(関わって)いきたいと思います。『一緒に』頑張っていきましょうね。