今日のひつじ組は身体測定をしました。
まず身長と体重を測る前に自分で服を脱ぎ、自分でたたみ、自分で椅子の上に置きます。
しかしまだ、全員がそのように出来るわけではありません。
脱ぎっぱなしで遊んでしまう子も少なくありません。
保育士が「綺麗にたためているかな?」と声をかけると気付きたたむ子もいます。
気付いてたたむことが出来た子には「すごいね!」「綺麗にたためてるね!」などと声をかけます。
すると子どもたちが『嬉しい』『自分でたためた』と感じたり、共感されながら『また今度も自分でやってみよう』という様な感情を育んでいくんです。
自分ですることの喜びを人との関わりの中で気付いたり、知った子ども達。「自分の出来たしお友だちのもやってあげる!!」と困っているお友だちの服をたたんであげる子だっていますよ。手先の器用さは脳の発達にも大きく起因しますし、他者と言葉を通して、心を通わせながら関わることは豊かな情感を育んでいきます。
身体測定が始まると『僕大きくなったよ!』『僕だって大きくなったよ!』と大きくなったことが嬉しくてお友だちに話す姿が見られました。
服を着替える時も自分では難しい肩口にあるボタン等をお友だちが「やってあげる!」と手伝っている姿もありました。
身体測定を終えた子どもは月刊絵本を読みました。
お友だちと一緒にシールを貼りなどを楽しみます。
お節料理のページを見つけ「どれが好き?」「僕はこれ!」「僕は黒豆」と言う会話もありました。
そして何とっ!今日の給食には黒豆がありました!!
絵本で見ていた黒豆が給食に出てき、とても嬉しそうにおかわりをする姿を見せる子ども達でした。
実際にお正月のお節料理で食べたり、絵本で見たり。
見たり、食べたり、匂いだりだり、舐めたり、触ったり。文字通り自分自身の五感を通して経験を重ねていくことは大きな感動と興奮を伴い、心の発育や知的関心意欲も育みます。
自分の身体を大きくしてくれる(成長させてくれる)事に必要な様々な食材や栄養を知らせたり、知っていく中、食への関心も深めていきたいですね。