今日はおもちつきを行う予定でしたが、残念ながら中止になりました。しかし、子ども達にお正月あそびの意味や楽しさを感じてもらえたら、という思いを込めて「おしょうがつあそびのつどい」をおこないました。

お正月は、1年間の幸せをもたらすためにやってくる、年神様(としがみさま)を家族みんなでお迎えする行事です。また、お正月遊びには、「新たな1年が良いものになるように」といった意味や願いが込められていることも多くあります。

 

お正月の意味やお正月遊びの話をした後、「今日はそれぞれの遊びの達人も呼んでいるよ」と伝えると、誰なんだろう、と楽しみにする様子の子ども達です。

まずは凧あげを紹介しました。凧あげには、凧が高く上がることで「子どもが健やかに成長する」願いがこめられています。

次に紹介したのはおてだまです。おてだま名人は、日下部先生!

 

3つのおてだまを落とすことなく投げて掴んで…を繰り返す姿に、子ども達は大きな拍手で応えていましたよ。

 

次は福笑いです。出来上がった顔を見てみんなで笑い合うことから、「笑う門には福来る」ということわざのように縁起が良い遊びです。

福笑いには湯城先生が挑戦!

子ども達が「もっと上!」「した!した!」「そこでいいよ!」と指示をしてくれましたが・・・・

あれ?変な顔になっちゃってる!

子ども達も出来上がったお多福さんの顔に大笑いでした。

 

次はまっすぐと芯が通ってよく回ることにちなんで「物事がうまく回る」という縁起物としてのこまです。こまの達人は井上先生です。

ただこまを回すだけじゃなく、ひもを使って手の上にのせたり、小さな箱の中に狙ってこまを回したりと色んな技を見せてくれました。

次はけん玉です。

けん玉は玉の赤色が、ご来光(初日の出)を思わせるめでたいものとして、お正月遊びとしても広がっています。

そしてけん玉の達人も井上先生!

「もしもしかめよ」の歌に合わせて玉を動かしたり、「とめけん」という技を披露してくれました。

技をするために集中する井上先生の姿に、子ども達も集中して見たり、成功した時には大喜びしていました。

 

最後は羽子板です。羽つきの羽についている黒い玉は、「無患子(むくろじ)」という植物の実。この漢字は「子どもが病気にならない」という意味なので、その年の健康を願って遊ばれるようになったと言われています。

また、顔に墨を塗るのも、魔よけの意味が込められていますよ。

今日は、永井先生と樫本先生の対決です。さてどっちが勝つでしょうか。

今日は永井先生の勝ち!

子ども達も手を叩いて応援していました。

 

今日のつどいの事やお正月遊びの事など、またご家庭でも子ども達に聞きながら一緒に楽しんでみてください。そして、年末年始を家族で楽しく過ごして頂ければと思います。