去る8月4日(金)に4年振りとなります”園と保護者会共催”の夏祭りを開催いたしました。新型コロナウイルスが5月8日から感染症法にて第5類に移行して以降、あひるが丘でも以前の日常を取り戻しています。
『人同士が関わることを大切にしながら暮らす』
この事を保育を行う上で大切にしておりますから夏祭りを含めた行事が行えないコロナ禍の3年間は歯がゆい思いで暮らしておりました。
今回の参加者(防犯の事も含め参加記録を取り集計)は
<在園児>あひる 99人 ぴよぴよ 9人
<在園保護者>あひる 143人 ぴよぴよ 14人
<卒園児>137人 <卒園児保護者>45人
<その他(ご近所、祖父母、きょうだい)55人 の合計502人の参加でした。
在園児の保護者の皆さん、卒園児の保護者や卒園児の皆さんからも「楽しみです。絶対行きます」などの声をたくさん聞かせて頂いておりました。前日は近隣で自衛隊祭りも催されたのでお疲れなどであまり来てもらえないかもと心配しておりましたが、大勢の皆さんの参加に感激しておりました。懐かしいお顔をたくさん拝見でき、『56年間紡いできた関わり合い』の重みと尊さを噛みしめておりました。私自身は、年を重ねてきて「名前が出てこない問題」を抱え、失礼なこともあったかもしれませんが、『陽せんせい!!』『変わってないね!!(お気遣いでしょうが)』と気さくにかけて頂き本当に幸せでした。
<一部>は保護者のお父さんと職員による和太鼓のオープニング。手作りおみこしの練り歩きと盆踊り(今年は恐竜音頭)。
<二部>は各コーナーのお楽しみ(スイカ・輪投げ・ヨーヨー釣り・うちわの絵付け・ボーリング・ふってふってゴーゴー)と盆踊り。
親子で作ったおみこし。子ども達とせんせいで作ったおみこし。それを参加した皆さんの勇ましい掛け声とともに様々な思いを乗せて担ぎ、練り歩き暑い夏に負けない熱気で、
「わっしょい!、わっしょい!」「がんばれ!がんばれ!」
あひるが丘の夏祭りと言えば大人も子どもも一緒に踊る”盆踊り”♬
近年労働環境も厳しさを増し、園にいる時間も長くなっている子どもも増えています。以前は降園時間に合わせて(16時と17時ころ)盆踊りのお稽古を親子でしていましたが、今年からYouTubeで配信して、都合のいい時にお稽古をしてもらうようにしました。「家で親子で楽しんでます」「子どもと踊るの楽しみです」と前向きなお声も頂き、当日を迎えました。
この愛おしくかわいい子ども時代を映像という記録に残したいのは当然の親の心情です。しかし、時々でいいですから、”子どもと一緒に『同じ目の高さで、同じ方向を向き、感じたことを互いに「言葉」で伝え合う』時間(親も子と同様に身体を通して感じる)を愛しんで味わって”頂ければと願います。
25年前程から受け継がれてる”恒例の”ふってふってゴーゴー”(万歩計を付け20秒くらいの時間で回数を競い合う遊び)。
お父さんたちを誘って童心に帰って、子ども以上に楽しみました。結果は真ん中くらいの3番目でした。来年は1位をとります!!
祭りの最後は盆踊り!2回(アンコール含め)を踊りつくしました。卒園児もたくさんの子が踊ってくれていて、『ほんっとに嬉しかったっ!!』です。
向日市の私立園では唯一保護者会があり、賛否(望む、拒まれる)色々ある事は承知していますが、やっぱり『人は人の中で生き、人に生かされ、生かして生きていく事が幸福だ』と再確認できる豊かな時間でした。これからも(卒園した後も、転園した後も)多くの人とご縁を頂き、頂いたご縁を大事に(望まれる限り)関わりを持ち、深めていきたいと思います。
最後になりましたが夜遅くまで賑やかに過ごすことにご理解やご支援を頂いております近隣の皆様ありがとうございます。
そして、夏まつり実行委員会のみなさん、保護者会本部役員さん、有志で警備や駐輪場の案内と整理、和太鼓、みこしの担ぎ手など携わっていただいた全ての皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございました!!
追伸 中学生の思春期の卒園児が本当に楽しそうに”恐竜音頭”を踊ってくれてました。あの頃のままの笑顔で