今日は、あひるが丘の焼き芋大会でした。
朝から子ども達は、さつま芋をまず、きれいに洗ってから、黒焦げにならない様に濡れた新聞紙で包んでから、アルミホイルで包む役割をしました。
「上手に巻けたぁ?」
「うん、これでいいんかなぁ?」
「先生!!出来たでぇ~!!」
「こうかなぁ?」
こんな風に焼き芋の準備が出来ました。
子ども達が包んでいる間に、園長先生を中心に保護者の方の協力を得て火床の準備をしてくださいました。
まず、木や葉っぱ、枯れ枝、新聞で、火をおこします。
その様子を子ども達と一緒に見ました。
「火の近くってあったかいな~」
「焼き芋出来てるかなぁ?」
もみ殻をまき、空気が通る道を作り、火が消えないように「じっくり」焼いていきます。
焼き芋が出来る間、園庭にある花梨の木から実をもいで、ごりら組を中心に各きょうだいぐるーぷで、「かりんジュース」を作りました。
「かりんの中ってどんなんかなぁ?」
種がたくさん入っていて、子ども達は、驚いていました。
味はどんなんだろう?ということでみんなで食べてみることにしました。
「いただきま~す!!」
「うん!?・・・・・」
「おいしくな~い!!」と、みんな渋い顔をしていました。
しかし、蜂蜜や氷砂糖で漬け込み花梨のエキスが溶けてくると喉に良い「かりんジュース」が出来ます。
ジュースを作るのに入れる氷砂糖も味見しました。
これは、おいしくて、みんなニコニコで食べていました。
こんな風に出来上がりました。
氷砂糖が溶けるとジュースとして飲めます。
その日が、待ち遠しいです!!
その頃焼き芋は・・・。少しずつじっくりとお芋に火が通り出してました。
昼食やお昼寝の間に先生達の協力のもと焼き芋が出来上がりました。
そして、三時のおやつにみんなで園庭でいただきました。
「おいし~い!!」
みんなで作った焼き芋は甘くて、とてもおいしかったんですよ!!
美味しいものが出来上がる過程を子ども自身が経験していく。友達や大人達との楽しい会話や役目を促しあいながら進める過程は『智恵』を育み『人と関わり合う心地よさ』を知っていきます。年齢や育ちに相応しい活動を豊かに経験できる乳幼児期であって欲しいと願います。