朝(乳児のみ) *牛乳 *みかん
ごはん *ぶりと大根の煮物 *胡麻和え *味噌汁
おやつ *牛乳 *ツナサンド *りんご
インフルエンザがじわじわと流行してきました。
保育園でも、手洗いうがいをこまめにしたり、換気や空気清浄器でお部屋を適度な環境に保ったりと、いろいろな対策をしています。
それでも、インフルエンザにかかってしまった時の食事について、お話します。
高熱があって食欲のないときは、無理に食べさせず、まずは水分を補給します。
これは、脱水症状を防ぐためです。
食欲がない時に無理に食べさせると、かえって消化不良を起こしてしまいます。
薄めの乳児用イオン飲料(糖分が多すぎる為、水で薄めたもの)やむぎ茶、人肌よりも少しぬるく冷ました白湯などを飲みたいだけたっぷり与え、食欲が少し出てきたら、野菜をたっぷり入れたスープなどで栄養補給をします。(冷蔵庫で冷やしたスープなら、熱のある時でも飲みやすく、回復を早めるビタミンやミネラルも十分摂れます。)
熱が下がってきたら、白身魚や卵、しらす干しなど消化のよいタンパク質や、熱で失われたビタミンやミネラルの補給にホウレン草やニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜を組み合わせて少しずつ与えてみましょう。
食欲がでてきて、症状もだいぶ回復してきたら、栄養バランスのよい食事を心がけ、うどんやパンやおかゆなどの主食と、豆腐や肉や魚などのタンパク質を組み合わせた食事にしましょう。
ただし、注意しなければいけない点があります。
消化能力が低下しているので、食欲がでてきたからといってたくさん食べさせるとおう吐することもあるので腹八分目程度にしましょう。