あひるが丘こども園では、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、
3月より園舎内の消毒を毎日行っています。
今日は、保育と並行して行われている園舎内の消毒風景をお知らせしていきます。
朝の登園時間が終わった9時過ぎより、数名の職員で園舎の消毒に当たります。
当園では、次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸水を使用して消毒しています。
まずはトイレです。
最も汚れやすく、コロナウイルス以外にも接触感染のリスクが高く、便を介して移る感染症が潜んでいます。
子どもたちが必ず触れる水洗レバーや水洗ボタン、便座、トイレットペーパー周り、ドア、壁などもよく触ります。
子どもたちを観察していると、後ろ向きに便器に座る子も時々いるので、タンクも拭きます。
それから忘れてはならないのが床です。水を流す際、床にウイルスが飛び散ることがあります。
たくさんの人が出入りする場所なので、頻回な消毒が必要です。
続いては各保育室。
モップを使って、床を消毒していきます。
子どもたちは床に手をついて座ります。足の裏にも触ります。
だから、子どもがたくさん生活する場所では床を消毒することが重要になります。
登園してすぐに触る場所、ドアノブやシール帳ケースの周り、コップケースなどは、
消毒液を吹き付けて入念に拭いていきます。
共有部分も消毒します。
乳児ホールや廊下や階段は、登園時間にたくさんの人が通ります。
拭き残しがないように、丁寧に床を消毒し、手すりなども拭いてきます。
これらの消毒は、朝だけではなく、夕方の降園が終わるころにももう一度行っています。
トイレや保育室内の子どもたちがよく触る部分などは、給食前やおやつの前など、
消毒が効果的だと思われるタイミングに、適宜行っています。
子どもたちは感染を予防する行動を十分に行うことができません。
子どもたちの行動特性上、大人が考えもつかないような感染経路をたどることもあります。
周りにいる私たちは、子どもたちを守るためにできることは何だろうと考えながら、
手探りではありますが、このようにコロナウイルスと日々戦っているところです。
緊急事態宣言は解除されましたが、治療方法やワクチンが確立されておらず、まだまだ分からないことばかりで、コロナウイルスとの戦いはこれからも続きます。
ご家庭でも引き続き感染予防に努めてください。