今年度 4月当初より毎日乳児ホールにて、1歳児~5歳児の異年齢の中でリズム運動を行なっています。

従来からあひるが丘では、各年齢(クラス)で『身体づくり、心育て』を様々な活動を通して行ってきたのですが、子ども達を取りまく環境は 『車社会』を象徴するように舗装道路ばかりです。平らなコンクリートの上ではなく、でこぼこ道や坂道などで足の指先までしっかり力を入れて歩いたり、全速力で走ったりする経験がとても少なくなってきています。その事とも比例して、こけた時に手が出なかったり、片足立ち等でのバランスをとる事が難しかったりする姿も目だってきています。

脳の中枢神経の発達は6歳頃までに大人の90%に及ぶと言われています。この時期に運動神経、感覚神経に良い刺激を与え、発達を促してやる事が子どもたちにとって、とても重要なのです。足をきたえる事により、手先も器用に動かせ、その事により脳の神経がつながっていき、脳の働きが活発になり豊かな言葉の獲得へと繋がっていきます。

「子ども達の育ちそびれを危惧し、豊かな身体を通した(実体験を伴った)活動を育ちの柱にしたい」と職員で共通認識をし、実践の研修も行なった上で、今年度は毎日、夕方の決まった時間にリズム運動をする事にしました。今日はその様子を少し紹介します。

お兄ちゃん、お姉ちゃんのリズム運動を近くで見て、それを自ら模倣する3歳未満児の子ども達。

リズム運動1

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足の指先を使う高ばいとギャロップ

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5歳児の子ども達が、今、大好きなトロイカ。

馬と馬車に乗っている人とに分かれて・・・・   足に力を入れてふんばって走ります。

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小さい子ども達は・・・

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大きな布に乗り、お兄ちゃん、お姉ちゃんに引っぱってもらいます。

「急に引っぱったらこけるし、ゆっくりやでー」と子ども達。  

子ども達の同年齢や異年齢の関わりも大切にしながら、毎日しっかり身体を使っていこうと思います!