今日はこぐま組の給食の時間の様子をご紹介します。

午前中、いっぱい遊んだ子ども達は、おいしい給食の時間をいつも楽しみにしています。

手を洗って消毒をしたら、みんなで「いただきます!」

 

 

 

 

 

 

 

今日の給食は、キャロットサラダ、ハムのポテトやき、すまし汁です。

メニューを子ども達に話すと「きゃろっとって何なん?」「やさい?」と子ども達。

サラダの中の人参を見せ「これがキャロットだよ」と伝えると、「にんじんやんー!」と返ってきます。

給食室のお手伝い(調理工程の一部・下ごしらえ等)をしたり、皮むきを見たり、ご飯(給食)の時にそれぞれの野菜等の名称に興味を持ったり。味だけでなく、匂い・温度・重さなど…五感を通して感じられるように・気づくような会話を持ちかけつつ興味関心を広げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スプーンも、こんなに上手に使えるようになりました!

大きいものも、保育士と一緒にスプーンで切って食べる事を繰り返すうちに、柔らかいものならば自分でスプーンにのる大きさに切ってすくって食べられるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

おつゆだって、お皿を両手でしっかりと持ってゴクゴク。

あひるが丘では、落としたら割れてしまう陶器のお皿を使っています。形のある物は壊れたり、形を変えていってしまう事を『その物(例えば大事に扱わないと割れる・かける素材・材質)』を手に取り使っていく中で、割ってしまう事や、割れる様子を見る事等を通して、物を大切に扱う事を知らせ、気づかせていきます。子ども達が大人の行き届いた手厚い養護から少しづつ自立し、やがて自分自身で様々な事を営んでいく時に『子ども自身が』困りこんで手も足も出ない様なことが無い様に育てていきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

「おいしいね」「あったかいね」のこの笑顔♪

乳児期の食の好き嫌いは、食材の「味」よりも食事時の『記憶』です。

つまり家族や先生・友だちと美味しそうに食べている!食事の時間が楽しい!

その幸せな『記憶』が、更に舌で感じる「味」を「おいしい」もの、「好き」なものとして認識していくのです。もちろん味覚で美味しいとも感じますが、誰かと共有する事なくしては半減してしまうでしょう。

ぜひ、お家でも食事の時間を『可能な限りみんなで』楽しく過ごしてくださいね♪