運動会後も元気に走り回り、身体を動かして遊ぶ楽しさを味わっているばんび組です。

今日はまず鬼ごっこをしました。鬼が赤帽子をかぶり、逃げる子は白帽子。

鬼は何人にするか、鬼をどうやって決めるかは子ども達が決めました。また、ルールも子ども達で確認し合いました。

鬼は二人の様です。

よーいスタート!!

 

みんな、にっこり笑顔で走り回るのが印象的な鬼ごっこです。

しかし、『あれ、なんかおかしい・・・。』『え、なんか違うで?』

と言う子ども達の姿が出てきました。そこでみんなを集め、何が〝おかしい”かを子ども達に尋ねました。

 

鬼がタッチをしたら赤い帽子を白にして逃げる。

逃げていた子がタッチをされたら白い帽子を赤にして友達を追いかけるというルール。なのに、赤帽子が6人ぐらい居るのがおかしい。という事が友達の中から出てきました。そしてみんなの話を拾うと、『一人の鬼がいろんな子にタッチしていたから鬼が増えた』という事が分かりました。

ルールが分からなかった子も友達に教えてもらう中で、良く分かった様で再び始めた時にはルールを守り楽しむこどもたちでした。

しばらくするとまた、『おかしい!』という声が出てきたのでみんなで集まりました。

ひとつは、『タッチしたのに、鬼しないって言わはる』

という内容。それでは鬼ごっこができないとなり、それを言うのはナシ!と決まりました。

もうひとつは、『タッチの仕方がきつい。痛い』

という内容は、タッチをしていた子は気付いていなかったので、気付ける場となりました。(気付けたときに〝ごめんね”といいまた他の子も、気を付けようと思える場となりました)

 

困ったり、おかしいと思ったことをみんなで考えていき、ばんび組のルールを作っていきます。自分達が経験していく中で、自分達が作っていくルールなので、良く分かりルールを守り楽しむ事ができます。楽しむ事が出来ると意欲も出てきて〝もっとしたい”と言う子ども達でした。

 

転んで泣いている子に寄り添う子ども達。

楽しい遊びは、遊ぶ友達がいてこそ。誰かが泣いていると〝どうしたの?”と友達に寄り添える子ども達です。

 

一回もタッチされなかった子ども達です!!

その後、運動会で楽しんだ〝忍者の修行”をしました。

なぜなら子ども達が〝親子遠足では忍者の修行がしたい”、そして〝親対子で対決したい”という事でした。だから、おけいこをして、〝お母さん達に勝つぞ!!”と修行するのでした。

 

〝がんばるぞがんばるぞえいえいおー”

 

 

この時にも、〝なんかおかしかった!”と、でてきました。こうして子ども達の気付きをひとつひとつ拾い子ども達に返す事が子ども達の気付きになります。 それが周りを見る目を育てます。何となくそこにいるのではなく、気付いて考える力となります。

こうして友達の中でいろいろと学んでいるばんび組です。

お母さん達、親子遠足では覚悟していてくださいね♪

今日もたっぷり遊んだばんび組でした!!