11月に発表会についての話を子ども達と一緒にしました。
「先生!今年のごりら組も発表会がしたい!」「じゃあどんな発表会にしよう??」「発表会に何をしよう??」
などと自分の思いや考えを言葉で出しながら、話し合っていきました。
その中で、「自分達が楽しいだけじゃなくて、見てるお客さんも楽しい!と思える発表会にしたい!」と昨年度とは違って、お客さんを意識した言葉が出てきました。
そして、劇「かたあしだちょうのエルフ」と合奏「江(ごう)」をすることに決まりました。
現在、2月の発表会に向けておけいこ中です。
その様子をお知らせします!
劇では、今1つの場面を取り上げて、色んな表現をして遊んでいる所です。
色んな表現で遊ぶためには、登場する動物の事をよく知らないとなかなかイメージも持てません。
知る為にお家で図鑑やパソコンで調べてきた子がみんなに教えてくれ、みんなでそれを共有していきます。
そして、今日はさるの親子の場面やエルフが出てくる場面をして遊びました。
さるの親子の場面では、「子ども同士やのに、どうやったらお母さんと子どもに見えるかなぁ?」とやってみながら、みんなで考えました。
「あ!なんかさるって毛を触ってなんかしてはる!」と気付いた子がいて、そこから人間はお風呂に入って体をきれいにするけど、さるは毛づくろいをして体をきれいにする。ということが分かりました。
「でもそれだけじゃなくて、お母さんは頭なでたりしたほうが、お母さんみたいに見える!」
「子どもは、そんときお母さんの顔見たらどう?」
などと子ども達からそれらしく見える為の色んな表現が出てきます。
その場面をいろんな子がやってみて遊んだ後、次はエルフが登場する場面。
場面によっていろんな表情があるエルフ。最初の元気一杯のエルフを表現して遊びました。
「エルフって子ども2人ぐらいの背の高さやし、大きいやろ?」「エルフの1歩ってピアノから壁ぐらいやもんな!」「どうやったら元気で大きく見える?」とやってみました。
元気といったら、大きい声で話したらいいんかな?と大きい声でセリフ」を言ったり、話してる時も体でどんな表現ができるかな??と遊んでいると!
陽先生が見に来てくれて、陽先生のエルフをやって見せてくれました!
「ほんまにそうやったら、大きなおすのエルフに見える!」と話す子ども達。
自分達で演じて遊んでいく中で、自分でいろんな表現を考えて工夫していきながら劇遊びをしていますが、こうして自分以外の友達や大人の表現を見たり知ったりしていく中で、自分に取り入れ、表現も深まったり、より楽しくなっていきます。
「じゃあもっとこうしてみよ!」とその後も遊びましたよ!
まだ、恥ずかしい気持ちが強くなかなか「やりたい!」と手を挙げない子もいます。31人の劇となっていくように、発表会の取り組みの過程の中で、
◎一つ一つの事を自分で良く考え、意欲的に行動していく力
◎一人一人がごりら組の一員であることを感じ、自分の事だけでなく、友達の事も考えられる力
◎友達と共通の目標を持ち、それに粘り強く取り組んでいく力
◎自分の思い・考えを言葉にし、友達の考えをしっかりと聞く力
を育んでいきたいと思います。
おさとりのことばのおけいこや・・・
合奏のおけいこも頑張っています!