今日は台風が来ましたね。日中はすごい大雨が降り、保育園でも子ども達が外を見上げたり、砂場が池のように水が溜まっているのを見てびっくりしていました。みなさんも十分に気を付けてください。
今日もぱんだ組の子ども達は元気に登園!朝の集まりでは、みんなの大好きな「ぐりとぐら」の絵本を読みました。
何度も読んでいるので内容をよく知っている子ども達。「このかごは何に使うのかなぁ。」と担任が聞くと、「どんぐり拾うんやで!」と答えたり、「大きいたまごがあるんやで!」と教えてくれます。
担任がぐらの赤い帽子のお面をかぶって「ぐらに変身!」と言うと「ぐらやぁ!」「ぼくもかぶる!」「青が欲しい!」と興味津々。じゃあみんなも作ろう!と三角に切った赤と青の画用紙を用意して、好きな方を選んでいきました。
画用紙の色に合わせて色が映えるクレパスの色を何色かとっておき、その中から自分が好きな色を選んで帽子に絵を描いていきました。ハートや〇など模様を描いたり、たくさんの色を重ねたりしました。
描き終えた子から担任のところに持ってきて、耳とお面の帯を付けてもらい、さっそく装着!ぐりとぐらに変身するとニヤッと笑って満足そうです。
部屋の中に机やかごやじゅうたんを使ってままごとコーナーを作りました。なべやお皿にクリップをたくさん入れて担任に持ってきてくれたり、お友達同士で分け合ったりしながら遊んでいました。「〇〇くんはお母さんな。」「〇〇ちゃんはあかちゃん。」と役割を決めて家族ごっこをしたり、「~ください!」「はいどうぞ。ありがとうございまーす。」と買い物ごっこが始まったり…。保育士だけでなく、友達と一緒に共通のイメージの中でやりとりをしてごっこ遊びをする姿が増えてきました。お片付けも、「ぐりさんとぐらさん、どっちがいっぱい集められるかなぁ?」と声をかける事で、単に「お片付しよう」と言うよりもはりきってお片付をしていました。子どもにとっては生活も遊び。大人に言われるからするよりも、遊びにすることで子ども達が主体的に活動できるのだと思います。
自分だけのお面を作ったことで、子どもがよりそのつもりになりたいと思えます。お面など小道具を用意することは、イメージする力が少しずつついてきた子ども達にとって、想像力、表現力を育てることを促してくれます。ぐりとぐらの絵本に沿ってつもりになるだけでなく、お面をかぶってつもりになりながら、身体を動かしたり、粘土や牛乳パックなど素材を使って遊んだり様々な遊びを保育士や友達と一緒にしていきたいと考えています。