今日は、総合避難・消火訓練がありました。
消防署の方にも来て頂いての訓練でした。ばんび組で朝の会をしていると、「地震が起こりました。」と放送が入りました。それを聞いて担任の所にすぐ集まり、頭を守りながら、次どうしたらいいのかをよく聞いて待ちます。
前回の避難訓練では、みんなが集まっている場から離れようとしたり、集まった先でおしゃべりをたくさんする姿があり、もしもの時に自分の身が守れるかと心配しましたが、今日はそんな姿はなく、すぐに担任の所に集まれました。
消防署の方から「お・は・し・も・て」の話をしてもらいました。
「お」押さない
「は」走らない
「し」喋らない
「も」戻らない
「て」手で口をふさぐ
と教えてもらいました。「ハンカチがない!」と言う子がたくさんいたので、「毎日ハンカチはポケットに入れておこう!」とみんなで話しました。
子ども達に話しをしてもらった後は、先生達の番です。
職員みんなが、消火器を使って消火ができるように訓練をしました。
先生たちの消火訓練が終わってから消防車をクラスごとに見せてもらいました。
消防車の上にある長ーいはしごにくぎ付けの子ども達。早く見たさに子ども達でてきぱきと並ぶ姿がありました。
ばんび組の番になり、車両を見せてもらいにいきました。
「これ何~?あ!ホースや!」
「ぐるぐるやなぁ!」「長いなぁ!」
「これ何?」「あれ何?」と知りたいことが沢山ある子ども達。消防士さんに「これは、ここから水が出てくるんやで!」などと色々と教えてもらいました。
運転席に乗せてもらえる!という事を聞きつけ、長い列が出来ました。
一人づつ乗せてもらい、大満足の子ども達。「高いなぁ!」「おっきいなぁ!」
気分は消防士さん!貴重な経験をさせてもらいました。
一人一人を運転席に乗せてもらったり、色々教えてもらった消防士さん達に「ありがとうございました!」とお礼を言って帰ってきました。
そして、今日12月8日は「成道会」。シッダルタ王子が「みんなが幸せになる方法」を考えられ、お釈迦様になられたことをお祝いする日です。園を代表してばんび組とごりら組の子ども達が、本堂にお参りに行きました。子ども達にもわかるように紙芝居を使って話してもらいました。
見て下さい。きれいな正座です。成道会の間はずっと正座をして話しを聞きます。
日頃、あまり正座をすることのない子ども達は「足が痛い」と言いながらも何度も足をそろえ直しながら聞きました。
自分一人では、バナナ鬼やけいドロをして遊ぶ事が出来ないし、給食やおやつを食べる事が出来ない。友達と一緒に遊んだ方が楽しいし、みんなで協力して用意をしたり、作ってくれる人がいるから給食が食べれる。でもみんなが自分と同じ思いや考えではありません。人それぞれ気持ちや思い、考えは違います。
そんな中、みんなが仲良く出来たり、みんなが幸せになる為には、「自分の思っている事は言葉にする」「相手の話を聞く」「自分以外の人にやさしい気持ちを持つ」「ルールを守る」などの方法があることを教えてもらいました。クラスでも友達の気持ちを考え、友達の事を知っていけるようにしていきたいと思います。
又、友達や自分だけでなく、物にも命があるので同じように大切にしましょう。とも話してもらいましたが、物が大切にできていない姿が全体的に増えていることが気になります。物がなくなっても気付かなかったり、そのままになっている子。落し物があっても誰のかわからなかったり、物がたくさんあるから大切にできなかったり、などなど。
ひとつの物を、そのものの役目を果たすまで使い切る!ということを大人の姿を見せて伝えていきたいですね!
最後はお釈迦様に手を合わせお祝いをしました。