今日も朝から半袖、半ズボンになり、ごりらとぱんだとひつじ組と一緒に緑地公園へマラソンに行きました。
初めは「寒いよー」とおばけの手のようにしていた子ども達も、「暑くなってきたし脱ぐわ!」「ごりら組の〇〇君みたいに速く走れるようになりたいし、僕も頑張ってんねん!」と言いながら一生懸命マラソンをする子ども達です。
ばんび組の子ども達もマラソンを始めた時よりも、連続して体が動かせるようになってきたり、「強い身体作り」を意識し薄着を自らする姿もあります。無理のない様に進めていきたいと思います。
そして朝の会の後、合奏の話をしました。ごりら組の合奏のおけいこが始まっており、それを関心を持って見ていた子ども達の姿が多くありました。その話題を出すと、
「先生!この前おけいこ見てたら、ごりら組に『ばんびは合奏しいひんの?』って聞かれてんけど、ばんびもするやんなぁ?」と子ども達。
『え?ばんびもすんの?なんでおけいこしてはんの?』と言うと、
「うん!ばんびもしたい!」「あんなぁ、発表会でしはんねんで!」
『じゃあみんなは、どんなことがしたいん?』
「歌うだけじゃなくて、大太鼓とか木琴とか楽器使って合奏がしたい!」
とみんなで合奏を発表会ですることに決まりました。
『なんの曲を合奏する?』
「あの♪へーいへいへい♪のやつしたい!(学園天国)」
「チューリップの歌がいい!」
『アンパンマンとかは?』
「えーーー!!!そんなん嫌や!だって赤ちゃんのやつやん!」
『じゃあ学園天国とチューリップの歌やったらどっちがいいん?』と一度両方のCDを聞いてみました。
「絶っっっ対、学園天国の方がいい!」と言う子と「チューリップきれいで好きやから、チューリップがいい!」と言う子が3人いました。
『発表会を見に来てくれはるお客さんにどう思ってみてもらいたい?』
「すごいって思ってもらいたい」
『じゃあどっちの曲やったらすごいって思ってもらえるかなぁ?』と聞き、みんなで考えました。
そして「難しい事を頑張ってやった方がすごいって思ってもらえるし、学園天国にする!」とみんなで学園天国を発表会の合奏ですることに決めました。
自分の事として捉えていない姿も多くありますが、発表会で合奏がしたい!とみんなが思っている様子。
色んな楽器を触ってみたり、曲を聞いてみたり、歌ったりする事で何となく合奏をイメージしたり、楽器に触れる楽しさを感じられるようにしてきました。
又、合奏の話やおけいこをみんなでしていく中で、自分の思いを言葉にしたり、友達の思いを聞き、自分達で考えて、決めて、行動していけるように進めていきたいと思います。
曲を決めた後、11ぴきのねこの表現遊びをしました。
子ども達もよくよく知っている、ばんび組の「11ぴきのねこ」で遊びました。
今日はそこに出てくる「11ぴきのねこ」と「ウヒアハ」と「カラス」と「もぐら」のつもりになって、動いてみました。
「えー、ウヒアハってどうしたらいいの?」「なんか恥ずかしいな・・・」と言う姿もありましたが、担任も一緒になって動いて見せたり、セリフを言ったりと、一緒に遊ぶ中で「たのしいな!」「僕も出来そう!やってみよう!」と思うような姿も出てきました。ピアノに合わせてその子なりの表現が出てくる姿もありました。
まだまだ「恥ずかしいからやめておこう」という姿も多いので、一緒に遊んで動いていく中で楽しさを感じたり、「やってみよう」という意欲が持てる様に進めていこうと思います。