30年度のばんび組がスタートし約1カ月。裏山、園庭、公園と外あそびを中心にあそんできています。その中で、春ならではの、花、草、虫、風などの自然を十分に感じたり、関わっていけるよう、遊びの中に取り込んでいます。
又、先日はスナップエンドウの苗をみんなで植えました。植えたとたんに大きくなったり、実がついて食べれると思っていた子もいましたが、そんな事ではないと気付いてきた子ども達です。毎日、水やりをして、「あっ、ツルがギュッて巻き付いてきた」「葉っぱが前より増えている」と変化を楽しんでみています。そんな中、今日は「あっ、この葉っぱピタッってくっついてる。これが実(サヤ)になるんちゃう?」と気付いた子がいました。「どうやろ? これから実ができるんかな? どう思う?」 実(サヤ)になると思う子、「わからん」と言う子、様々ですが、自分なりに仮説を立て今後、観察し、色々な発見を自分達でしていくために答えは教えていません。子どもならではの目線でアレッ?と不思議に思ったり、“何でだろう?と考える事を大切にしたいと思っています。
今日は、園庭あそびでした泥んこあそびが大好きな子ども達、タンコブ作り、(カップの裏のくぼみに泥を入れて、泥だんごの要領で固め、光らせる遊びです)や泥だんご作りに熱中する子が増えてきています。泥だんごやタンコブ作りは、栽培と同様にすぐにはできなくて、根気強くこすって光らせていく必要があります。又、力を加えすぎると崩れてしまう為、力加減も必要。でも、すぐには出来上がらないのがまた楽しく、友達のようにピカピカに!と熱中しています。
団子作りには乾いたサラ粉が必要なのですが、どこにさら粉があるのか子ども達は上手に探してきます。コンクリートの上、転倒防止のクッションのすき間など、「ここにいっぱいあるよー」と見つけた人が教えてくれて、作っていましたよ。
その他にも、砂場で大胆な泥んこあそびをしたり、
トロトロの泥の感触に夢中になったり、
虫探しをしたりして遊びました。