• 京都府向日市にある幼保連携型認定こども園のあひるが丘こども園です

 

 

 

 

 

 

 

 

去る6月1日(土)に今年で8年目を迎えます、恒例行事、社会貢献活動・海岸清掃活動を行ってきました。

『親の背中を見て子は育つ』

価値観が多様化し、マスメディアだけでなく、SNSを通しての様々な情報が時や場所を選ぶことなく発信、受信できる今日、日々を暮らす中、社会通念は無きに等しいと感じてしまう事もしばしばです。

子どもとともに日々を生きる身近な親や私たち保育者が、『懸命に生きる事は尊く、すばらしい』と伝える(教育を行う)にはどうすればいいのかと考え、試行錯誤し、悩む日々です。子どもは良い事も悪い事も身近な人を手本にし、モデリングして学習、成長していきます。

『親の背中を見て子は育つ』。育ってほしい姿を明確に持ち、示して(やってみせて)共に生きる保育、子育ての方法に賛同していただいた親子の皆さん。また、行きたいけどお仕事の都合がつかなかったり、下のお子さんが小さくてご遠慮いただいた方もいらっしゃいましたが、8年間も続けてこれたことを嬉しく思っています。

今年は年長児ごりら組を中心とした大人9名、子ども13名、職員7名が参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

到着すると舞鶴観光協会の会長さんが清掃道具と飲料水の差し入れをもって待ってくださっていました。

「毎年本当にありがとうございます。神﨑地区を代表してお礼を申し上げます」と『感謝され』、労っていただきました。

今回は私の小1になった長男とその友達も連れていきました。保育という教育のお仕事に携わらせて頂いている私ですが子育てをしながら感じることがあります。『人一人を一人前に育てていくことは並大抵のことではない』ということです。聡明で人格的に素晴らしい両親だけでもダメ。立派な教育理念ををもった施設や学校に通っていいるだけでもダメ。立派に人が育つためには、様々な地域の人や子どもにかかわる友達や親御さんなど実に多くの人がかかわりを持って一人ひとりが『その身を通して日々学ぶ』プロセスがなければならないと思います。『立派に育つ』とは『人に迷惑をかけずに生きれること』と考えています。人に頼らずにという意味ではなく人と協力していきることができる。「おかげ様、お互い様」と感謝して生きていけることと私は考えています。

そうすると親のできることは、『ありがとうございます』『お世話になっています』と我が子にかかわり、褒めたり、叱っていただいたり、暮らしという日常において育てていただく全ての人に「頭を垂れ感謝する」ことだと思っています。

『実るほど頭を垂れる稲穂かな』

謙虚に生きる親の生き様を見て、子も人に感謝をし、立派な若者に育っていくと考えます。私や皆さんの大切な子ども達が立派に成人するその日まで皆さんと一緒に生きていきたいと考えます。ぜひお付き合いください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防風林ともなる松林の下にたくさんの松葉が落ちてたまり、松の生育に支障をきたしてしまうとのことで松葉集めも同時進行で行いました。何気なく海水浴場に行って海水浴を楽しむだけでは見えてこない多くの人のお世話になっていることを知ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とても暑い日でしたので、飴やお茶で「やる気」というエネルギーを補充しながら頑張る子ども達です。夏に海水浴をすることを楽しみにして途切れそうになる「やる気」を保つ姿や、その気持ちを汲み取ったり、応援する大人たちの関りはすばらしい!!一人ニヤニヤしておりました。がんばれ子どもたち!がんばれ大人たち!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さんが用意してくれたお弁当をみんなで食べました。当然美味しいんですが懸命に働いた後のお弁当の味は格別でした。お母さんたちご苦労様でした。ありがとうございました。

昼休憩の時に家庭や遠足の時に経験した「水切り」をして遊びました。平べったい石を見つけ何回水面を跳ねるかといういう遊びです。投げ方や、石の選び方次第が重要な遊び。自然の中で色んなことを遊びに変えて、アクティブラーニング(主体的で対話的で深い学び)をして知恵を育んでほしいです。もちろん人がいないことを前提で、人が迷惑だな。嫌だなと感じることはしないこと!が絶対ルールです♬川と違い波があるので難しかったです.最高は私の”6ちゃん“でした。

浜のほうは今後大型重機が入るとのことでしたので午後からは全員で松葉集めに取り組みました。ただ黙々と清掃作業を行うのではなく、豊かな自然での気づきや発見を話しながら。5月に遠足で行った丹波自然運動公園でも鳴いていたんですが蝉が鳴き始めていました。

松葉を搔きとるとそこは虫の住処。「うわ~!ミミズとダンゴムシの大群や~!!!」

近頃は空き地も多く無く、また自然の中で遊ぶ家庭も多くない中、生き物の生態系や食物連鎖など後々学校に就学して学ぶ教科課程の勉強へと続く学びが豊かにある「自然の学校」。虫だらけ~!!と大騒ぎしていると一人のお母さんが子どもの輪の中に入られ「すごいな~!!♬」と子どもと同じように感嘆されている姿に嬉しくなり、「お母さん虫平気なんですか?」「触れないですけど、見るのは好きなんです!」。例え自身が嫌いや苦手だったとしても子どもの気づきや心動かせたことを『知ろうとしたり、寄り添う』姿勢を示してもらう日常がある子どもは幸せだと心が温かくなりました。自尊感情・自己肯定感は「ありのままの自分を受け入れてもらうことで育まれます。そして受け入れるとは『言うがままになることではなく』気持ちや、したかった、したくなかった思いをしっかりと聞いてもらう(受け止めてもらうこと)事です。

結果、自分の思い通りにならなかったとしても、気持ちを十二分に聞いてもらい、大切に扱ってもらったと実感さえすれば子どもたちは『自分は掛け替えのない存在であり、他者も同じだ』と社会性を育みながら、自身は適切な努力を伴いながら他者とも協力・協調して生きていく術を学んでいくと考えます。子どもの瑞々しい感性に心から向き合える私たちでありたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年は頼りにしても褒めてみてもやる気が中々続かずにいた子どもです。一年たって虫の発見を共に喜び合ったり、ごみ袋を入れ替える係を任せていく中、『あ~、楽しいなぁ~!!!!!』『もっと頑張るわ~♬』と午後からの活動は最後までやり遂げてました。『好きこそものの上手なれ』。楽しみながら、人と気持ちを共有・共感し、当てにされることは意欲を育み、得意な意識を育み(自信)、さらなる様々な活動意欲へと繋がっていくのだと考えます。子どもたちに実体験を通した『根拠のある自信』を育んでやりたいものです。

2時間半ほどの短い時間でしたが浜と松林からゴミや松葉を141袋取り除くことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今後、ほかの団体がボランティアに参加されたり、地元の皆さんが浜や海や松林を綺麗にして7月に私たちを迎えてくれると思います。皆さん自身の振る舞いや生き方が子ども達に継承されることを忘れず、子どもと『心弾ませ』暑い暑い夏を楽しんでください!!懸命に生きる姿は絶対にカッコいいんです!!できるできない、上手下手はおまけ。是非、皆さん一人一人が誇りをもって子どもや社会に向き合い感謝して生きる姿勢をすべての子ども達に示していこうじゃないですか。皆さんの傍らにも私や、あひるが丘があれば幸いです。今後も『一緒に』お付き合いください。

最後になりますが、参加くださった皆さん、気持ちを向けてくださった皆さんありがとうございました.