-ぱんだ組-
昨日のお天気が嘘のように、今日は沢山雨が降りましたね。
「雨で、お外では遊べないけれど、せっかくこども園に来たんだし、お部屋で“いいこといいこと”しようよ!」と、今日はお部屋で“いいこと”をして過ごしました♪
そんなぱんだ組の様子をお伝えします。
朝は、そらぐるーぷ、ほしぐるーぷのお部屋で過ごしました。
9:00を過ぎ、お友達がみんな登園してくると、ぱんだ組に移動し、ぱんだ組みんなで“おはようの時間”を過ごします。“おはようの時間”絵本を見たり、手遊びをしたり、歌をうたったり、簡単なゲームをしたり、楽しいひと時を過ごします。そして、おはようの歌(♪ひとりじゃないさ)を歌い、朝のご挨拶をします。
楽しいおはようの時間の後は、お待ちかねの”いいこといいこと”の時間です!
今日はぱんだ組では初めての、はさみを使った造形遊びをしました。
「なんだか、あま〜いものが食べたいなあ」「暑いから、あま〜くて、つめた〜いものが食べたいなあ」と会話が弾み「じゃあ作ろう!」「何味にしようかな」「何を入れようかな」とワクワクが止まらない子ども達です。
ピンクの材料(画用紙)は何味かな?ピンクグレープフルーツ!いちご!ぶどう!オレンジ!
黄色の材料(画用紙)は何味かな?レモン!パイナップル!バナナ!
緑の材料は?メロン!抹茶!マスカット!梨! 白の材料は?バニラ!ミルク!ソーダ!
どんどんイメージも広がり、保育者や友達との会話も弾みます。
私たち大人は赤色のフルーツはいちご等、固定されたイメージになりがちです。しかし、子どもたちのイメージは無限大です。1つの色から沢山のイメージが出てきます。時には驚かされることも。子どもたちの様々なイメージを、大切にし、受け止め、更にイメージが広がるように言葉をかけたり、やりとりを楽しみたいですね。
〈はさみを使う時のお約束〉
1.はさみを人に向けない(友達や先生、自分にも)
2.はさみで切るのは画用紙だけ
3.はさみを使う時は必ず座って使う
4.はさみから離れる時は、必ずはさみのお家(牛乳パックのケース)に入れて離れる
この4つの約束をみんなでお話してから「さあ、作ろう!」
子どもたちのクッキングのスタートです!
「何味にしようかな〜?」「いちごソーダ味にする!」
じっくり集中…。チョキチョキ。スコンスコン。ザクザク。
一回でサクッと切ることができ、子どもたちが満足感を感じられるよう紙を細く切ったものを沢山用意しました。
お話しているうちに、食べたくなって、思わず、、、。
切れたら容器に入れて…
小さな入れ口でも、スプーンを使って、集中して、
できた!山盛り!たくさん切れたね!
ストローやスプーンも使って、パフェ!フラペチーノ!かき氷!とミックスジュースから更にイメージが広がります。
最後の一口まで!
お店屋さんも開店して、お店屋さんごっこも始まりました!
「ミックスジュース1つください!」「どの大きさのカップにしますか?」「一番大きいのでお願いします!」
「どうぞ!また来てください!」と本当のお店屋さんのようです!みんなで、ゆっくり、ひと休み。
「せんせいにもあげるよ。」店員さんもこっそりつまみ食いしちゃうくらいの美味しさです⭐︎冷蔵庫に入れておこうか!とロッカーを冷蔵庫に見立てて、、、
子どもたちのイメージって、本当に素敵で面白いですよね。今日も造形遊びから、ごっこ遊びへと繋がり、ご飯の時間も忘れてしまうほど。「楽しかったなあ」ととっても満足気な子どもたちの笑顔。
その背景には、「何味にしようかな」「何作ろうかな」と一人一人のイメージが膨らみ、その一人一人のそれぞれのイメージが、ほかの友達のイメージと同じだった時に、友達と繋がり、友達と一緒に言葉を交わしたやりとりが始まります。
ぱんだ組になってから2ヶ月が過ぎようとしています。最初は新しい友達に少しドキドキしている姿もありましたが、今では様々なやりとりを交わし、笑い合う子どもたちです。
これからも、子どもたちの一人一人のイメージが膨らみ、豊かになるよう、毎日の生活や遊びの中で様々な経験をし、友達と繋がるきっかけをたくさん作っていきたいなと思っています。