5月27日(土)に『子どもの遊具を作る会』が3年ぶりに開催されました。
この会は、日頃保育園に来てもらうことが少ないお父さん、おじいちゃんに、ぜひ保育園に来てもらいたい。保育園という地域のコミュニティーを窓口にして、父親も育児に積極的に取り組み、仕事以外の人間関係を広げ自己実現を果たしていく。(近年は男性の育児参加も増えてきていますが、会が始まった当初はまだまだ育児は女性がするものという風潮がありました)また、子どもたちの顔を思いうかべながら”心をこめて”作るという尊い営みを、他者と関わりながら進めていく。そんな願いを持って始まった会です。
今年はなんと総勢47名のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんが子どもたちと共に集まってくださいました。暑い中本当にありがとうございました!!
園長の挨拶と「エイエイオー」のかけ声で始まった遊具づくりの会。
ひよこ組、こぐま組では、牛乳パックを使ってトンネルや台を作っていただきました。 りす組では、積み木作り(切った円柱にやすりをかけ、危険の無いようにする作業)や、おままごとの素材を作ってもらう作業をしてもらいました。
どうやったら綺麗に布をはれるか相談しながら進めたり、園や家での子どもたちの様子を話ながら、子育ての悩みや便利グッズの会話に花が咲き、和やかに作業が進みました。
子どもたちにもできることをお願いしながら進め、素敵な玩具ができあがりました!
裏山では、あひるちゃんやカメさんのお墓を綺麗にする作業をしてもらいました。
子どもたちが「新幹線の色」と言いながら、ペンキで綺麗な色をつけてくれました。
色あせた看板も綺麗にしてくれて、素敵なお墓ができあがりました。また、裏山に遊びに行った時はみんなで手を合わせ、心を向けて行きたいと思います。
園庭では、子どもたちがごっこ遊びを楽しめるようなテーブルと、たんこぶや泥団子などの”さくひん”を飾る棚作り。竹ぽっくりや高ゲタの修理や作成。また、ごりら組が使う竹馬の修理や作成をしてもらいました。
テーブルや棚作り。設計図を考えていましたが、実際やってみると計画通りにはいかず・・・
「こうしたらどうか?」とアイデアを出し合い、試行錯誤しながら進めていただきました。
後半になると、時間内に作業を終えられるよう分担したりとチームワークがうまれ、とっても素敵なテーブルと棚ができあがりました!
たくさんの人たちの知恵と工夫で、思い描いていたものが形になっていき、感激でした!
竹ぽっくりと高ゲタ作りでは、お父さんやお母さんと一緒にのこぎりをつかってみたり、やすりをかけたりと、子どもたちもたくさん精を出してくれました。
晴れたら、自分たちで作った、大好きなお父さんやお母さんが作ってくれたぽっくりやゲタに乗って遊んでいきたいと思います!楽しみです♪
竹馬づくりでは、園庭にある竹のジャングルジムを作ってくれた方に、いろいろな結び方、紐の締め方などプロの技を教えていただき、子どもたちが安全に、何度でも乗って遊べるようにしっかりと紐を締め直したり、新しい竹馬を作っていただきました。
作業を終えた方から、あひるが丘自慢の給食を食べていただきました。今日のメニューはカレーライスです!たくさん働いたあとのみんなで食べるごはんは格別ですね!
短い時間ではありましたが、たくさんの人たちで集い、協力して、本当に素敵な遊具がたくさん出来上がりました。
たくさんのものを”作った”という成果ももちろんですが、みなさんで集い、話し、交流する。この時間もとても嬉しい時間でした。
本日、未満児クラスでは、さっそく作った遊具で遊んだり、幼児クラスでは、作った遊具を紹介しています。早く使いたい!とわくわくしています!本当にありがとうございました!!