今日は、あひるが丘保育園の子ども達の為に、人形劇を演じに中国から譚 志遠先生(中国国家1級人形演員)と、京都女子大学の学生さん達が来てくださいました。
大きな舞台が設置され、ワクワクしながらホールへ人形劇を見に行きました。
中国語での譚 志遠先生の挨拶が始まると、子どもたちは興味津々でした。譚先生は日本語もお話される事ができますが、あえて中国語でお話して下さいました。写真右側が譚先生で通訳として日本で人形劇の劇団をされている浦野先生が細かい説明をしてくださいました。
一話目の話は、西遊記のお話の中に登場する“猪八戒”のお話です。
譚 志遠先生は中国で5本の指に入られる先生です。 (中国国家1級人形演員)
しなやかに人形を動かされ、子どもたちも食い入るようにしなやかな人形の動きを見ていました。表情や、仕草、指先まで生きていると思える程の動きでした。
中国の人形は繊細な表情で音楽もとてもきれいでドラマティックでした。
二話目は長い袖の着物を着た女性の人形を優雅に、幻想的に操られる「みずしま」という演目でした。
譚先生の次に京都女子大学の学生さんによる“なかよし”という話の人形劇を見せてもらいました。
二話目は、子ども達がよく知っている“三匹のこぶた”の人形劇でした。
長い歴史と伝統の中で継承されてきた「本物」の人形劇にふれる経験は瑞々しい感性を育ててくれるよい機会となったと思います。子どもも大人も魅了させられた時間でした。
譚 志遠先生、京都女子大学の学生の皆さん、ありがとうございました。