今日のばんび組は、”一寸法師の針”を作って、裏山へと出発しました。
新聞を丸めて、針を作っていくのですが、こだわりを持って作りたい子どもたちは、絵(模様)を描いて作りたい!と…。早速、自分だけの”針”を持って、出かけました。
裏山に着くと、ハンモックをおわんに見立てて、「おわんに乗る人はいませんか~?」「都へいく人はいませんか~?」と、一寸法師ごっこが始まります。
歌をうたいながら都へ向かったり、おわんに乗ったり・・・お話の登場人物のつもりになって子どもたちは、お友だちと共通のあそびを通して、イメージを膨らませて楽しんでいます。
針も作りあがったものを見てみると、ほそーい針、ふとーい針、短い針、ながーい針・・・いろんな針があります。
そこに・・・なんとオニが現れました!!
一寸法師をパクパクと食べていくオニに、針をもった一寸法師は「僕たち、私たちの出番!!」と待ち構えていたかのように、「チクチクチクチクー!!!!」
元気よくオニを退治しました。
ごっこあそびを通して、友だちと一緒にあそぶ楽しさや、自分のイメージを豊かにし、友だちとイメージを共有する事で通じ合えた喜びも育みます。しかし、イメージを広げていくには、様々な豊かな経験も必要です。あそびも含めた、経験を伴った生活や身近にある地域社会との繋がりや関わりを子どもたちに十分にと思います。