今日は中秋の名月、お月見会でした。おひさまに来ている子どもたちも参加しました。
お月見会の集いでは、先生達が、「お月様とうさぎ」の話をペープサートを用いて聞かせてくれ、部屋に飾ったお月様にお供えをしました。そしてお団子の作り方を教えもらいました。それから、「たぬきばやし(♪しょしょしょじょじ~)」をタンバリン、ピアニー、ホルンの楽器で合奏して聞かせてくれたり、また、それに合わせて子どもたちも歌いました。
そして、お次はお団子作り教室の始まり始まり~
「一番おいしいお団子は、耳たぶくらいの柔らかさなんやで。」と教えもらい、子どもたちはすぐに自分の耳たぶを触り、確かめていました。さあ!おいしいお団子はできるのでしょうか?!
集いの後は、子どもたちはそれぞれグループのお部屋で、お団子作りをしました。
「手を洗うのと、エプロン着るの、どっちが先やったっけ??」「手を先に洗うんやで!!だってさっき先生が言ってはったもん!」「あ!そっか!」こんな事を子どもたちは話ながら、用意が始まりました。
手を洗い、手消毒をして、エプロン、三角巾をして、準備万端!!
「お団子を作るには何が要るんやった??」という担任の問いかけに子どもたちは「う~ん・・・」と考えました。そして、子どもたちは集いで見たお団子作りの様子を思いだしながら・・・「白玉粉!!」、「お水!!」、「ボール!!」と答える子どもたち!子どもたち自身で考えて、活動を進めていくことは、大切ですよね!
材料を取りに、給食室に出発!
「白玉粉、白玉粉、上新粉、上新粉・・・上新粉下さい!!」と給食室の先生に言うこどもたち。
「本当に上新粉!?」と言われ、「あ!違った!白玉粉や!白玉粉と、トレイを下さい」と言う子どもたちがいましたよ。
貸してもらったトレイを「持ちたい!」という年下のお友だちにも渡してあげました。子ども同士の様々な関わりがあります。
「ごりらが力強いし、開けるわ!」となかなか硬い袋を開けるごりら組の子どもたち。どうです?なかなか力強い顔つきでしょ!?
「すごいなあ・・・」と見ていた側からつい言葉がでるひつじ組の子どもたち。
「耳たぶの硬さってこれらいかなあ・・・?」子どもたちは集いでの話をしっかり覚えています。
水加減が難しいんです!子どもたちは、少しずつ、少しずつお水を入れていました。
「おいしい硬さ」に出来ると、子どもたちは食べやすい大きさに丸めていきます。「これくらい?」とごりら組のお兄ちゃん、お姉ちゃんに聞いたりする、ばんび組の子どもたち。ごりら組の子どもたちも、大きさを優しく教えてあげています。
出来たお団子は、給食室に持っていき、ゆでてもらいます。
おやつの「あべかわもち」を楽しみにする子どもたちです。おやつでおいしくいただき、”あっと”いう間に、食べ終えていましたよ。
”おひさま”で来ている、子どもたち、お父さん、お母さんもこあら組でお団子作りをしました。
茹でたてのお団子を、みんなでおいしくいただきました。
秋の豊かな実りに感謝し、きれいなお月様を見ようねと子どもたちと話をしました。
私達が当たり前のように食べている食べ物は自然からの授かりものであり、一つとして粗末にしない生き方を子どもたちに伝えていきたいですね。