今日は先日から読んでいる絵本、『しつれいですが、魔女さんですか?』のお話の絵画をしました。
魔女を捜し求めている黒ねこのお話です。最後に、魔女たちに会えて黒ねこは魔女たちと一緒に暮らす事になります。そんな話を読んでから、ごりら組のみんなも魔女たちを園内で『しつれいですが、魔女さんですか?』といろんな人に尋ね探して遊んだり、魔女を知りませんか?と書いたポスターを作ったりしていました。すると、ここ最近は魔女からの手紙も届くようになりました。
子どもが、始めた事でした。一人の男の子がこんな事を仕掛けてくれてより子ども達は魔女への関心が向いてきました。
そして今日、魔女さんに是非保育園に遊びに来てもらおう!と絵手紙を描いてみようと言うことになり、早速描き始めました。
魔女さんが保育園にやってきたらどんなことして遊ぼうかな~?そんな事を一人ひとりイメージを広げマジックと薄い絵の具を使って表現しました。
『魔女はな、空飛ぶしずるいなぁー』
『大好きな〇〇ちゃんと魔女さん達と3人乗りでほうきに乗せてもらうねん♪』
小さくて見えないかも知れませんが、この絵の中にもお話がいっぱい!!
みんなでおでかけの魔女達のしたではかくれんぼが始まっています。
『富士山のところに隠れてる人がたぶん優勝やねん。だって富士山のぼらなあかんやろ?登るの大変やろ?だから!』
雲の下にはいつものみんなの生活(遊び)があり、くもの上には“こんな事したいなぁ~”という創造があります。
こうして、絵画では自分達の生活体験を重ね合わせてイメージを広げたり、こんなことできたらいいな~とイメージを広げて描いていきます。そこには、その時にしか描けない、その子ども達の思いがあります。そう思うと、その子一人ひとりのその絵がとても愛おしく思います。また、その子の心の中がのぞけるようです。
さて、12月15日(土)は、絵画展です。今しか描けない絵がそこにあります。また、その子の心の中を一緒にのぞきにぜひ、都合をつけてご参加下さいます様お願いします。