前回のHPで給食後のお掃除について少し触れましたが、今日は給食後の生活の様子をお知らせします。

食事を終えたらお箸はお箸箱へ、お皿は重ねて、みんなで一緒にごちそうさまをします。

 

いただきますをする時に、時計に印をつけて「ここになったらごちそうさまをするよ」と知らせているので、少しずつ時間を意識して、自分で食事量を調節しながら食べる姿が増えています。

「バラバラのまんまより、こうして待っていた方が気持ち良いよね」という関わりで、食べ終わったらお皿を重ねたり、お箸で遊ぶのではなくしまってお喋りを楽しんだりと正したり、そうすることに”価値”を感じられるよう関わっています。

お兄ちゃん・お姉ちゃんの姿をみて、ごちそうさま係の子どもたちも出てきました。

お皿も自分で片付けたり

椅子を片付けたり(お友達が忘れているのを見つけて「片付けといたげるわ!」という子もいました)

お箸やコップの片付け

お掃除も自分たちで頑張っています。

 

「ごちそうさま」をしたあとは、コップやお箸の片付けだけをしていた子どもたちでしたが、

少しずつお皿も自分で下げたり、お掃除もやってみようとする子が出てきました。

生活を「自分でしていく」中で、色々な困った場面も出てきます。

例えばお皿を落としてしまった、という時はじゃあどうやって持ったら落とさないかな?という事を考え、二つの手で持つ事、お皿の上下に指をかけ持つという事を知ったり、周りの子も走っていたらぶつかる、と気を付けようとしたり・・・

また雑巾がけの経験を繰り返す中で雑巾を絞る力もずいぶんついてきたり、自分でやってみるからこそ得られる経験がたくさんあるなあと感じます。

今では職員がしている事を「それボクたちでするわ!」と自分たちで出来るで!と「自分で出来る」ということがなんとも嬉しく「ありがとう」「子どもたちだけでこんなに綺麗になった
!」「すごいね」といわれたり感じる事が誇らしげな子どもたちです。

遊びでも、生活の中でも『その身を通して経験する』ことをこれからも大切に保育していきます。

すっかり綺麗になった部屋で絵カルタやごっこ遊びをお友達と楽しんだ子どもたちです。