今日のひつじ組は、裏山で遊びました。

朝の集い。「今日は裏山に行って遊びます!」と話すと、「やった、やったー!!」と飛び跳ねながら大喜びの子ども達でした。皆、裏山が大好きです。

裏山へ行く途中の階段の所に、ススキの苗を植えてもらいました。秋頃には、大きなススキができる予定です。ススキを見ながら季節を感じたり、お月見会にも、園のススキを飾りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

又、階段でたんぽぽの綿毛を発見!!「これ触ったらふわふわやねんで」、「フーってしたら飛んでいくで」などと、自分達が知っていることを教えあっていました。お父さんや、お母さん、友達や保育士など、自分以外の人に、知っていることを話すことは、子ども達にとって嬉しいことだと思います。でも話すには、豊かな経験と豊富な語彙(名詞や形容詞)が必要です!

色々な経験を、家庭ではもちろん、保育園で出来るようにし、経験した事を会話を通して子ども達の記憶と言葉の獲得につなげて行きたいですね。

裏山に到着し、遊ぶ前に必ず、アヒル、カメ蔵、ザリガニなどの生き物達のお墓に手を合わせて挨拶をしています。「皆が元気に遊べるように、アヒルさんやカメ蔵さん、ザリガニさん達が見てくれているんだよ」と話しています。“生き物を大切にする”という事を子ども達にしっかりと伝えていき、優しい心も育てていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丸太登りでは表面がツルツルして登る事が難しいですが、一生懸命にしがみつきながら登っている子ども達です。

 

 

 

 

 

 

丸太登りの先には、急な斜面があります。そこにはロープが付いているので、しっかり持ち腕と足の力を使って登っています。

斜面登りでも、しっかりと足の指を使うという事が経験として出来るように裏山の環境を整えています。

ペタッと足の裏を全部つけるのではなく、バランスをとり、自分の身体をコントロールするためにも、足の指を使って蹴って進むという事をしっかりと意識していきたいと思っています。つまり何気なく足を動かして進んでいるのではなく、「前に進む!」「行きたい!」という”強い意志(主体的に行動する)”を帯びて活動することを育みたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

ブランコも大人気!!「5つ数えたら交代ね」などと、順番も少しずつ守れるようになってきました。

小さかった時は、保育士に抱っこをして乗せてもらっていたブランコも、今では“どうやったら自分で乗れるか”ということを考えたり、子ども同士教え合いながら楽しんでいます。

 

 

 

 

 

 

5月も後半になり、すっかりクラスにも慣れてきたひつじ組の子ども達。笑い声や、笑顔がいっぱいで、嬉しく思います。

これからも、子ども達が、「楽しかった!!又明日も遊びたい!!」と思える1日を過ごせる様、豊かに遊んでいきたいと思います!!