今日はビニールテープとお花紙を使って遊びました。
牛乳パックの台紙に貼った、青・オレンジ・ピンクのビニールテープを広げると、どの色にしようか自分で選び、自分の好きなところに貼っていきました。
トレ―には最初から少しテープが貼ってある状態で置いてあり、間に貼ったり、重ねて貼ったり、トレ―に貼ってあるテープをはがしたりして遊び始めました。
段ボール箱には大きい丸の色画用紙が貼ってあり、その丸の中に貼る子もいました。
カップや小さいペットボトルの容器、さらにその容器を半分に切ったものを用意すると、容器の外側に貼る子もいれば、内側に貼ったり、テープを折って容器の中にいれたり、何枚も重ねて貼る姿もありました。
お花紙も使って、カップや容器にそのまま詰め込んだり、細くちぎって入れています。
窓の貼り紙のいたる所にもテープを貼っていました。一人の子どもが貼ると、その姿を見て興味を示し、みんなで集まって貼っては、顔を見合わせ笑いあいながら楽しんでいました。
りす組では、シール貼りの遊びもよくしています。シールとは違い、ビニールテープの方が固いので、めくる為には”より手先の力が必要”になります。全部ぴったりと台紙に貼ってしまうとめくることは難しいので、今回は角を少しめくって折りこんだ状態の物を用意しました。普段の生活の中でも手先を使うことで器用になり(自分の身体の細部まで巧みに使う)、こういった少し”抵抗のある素材遊び”もじっくりと遊べるようになっていきます。
また、発達に合わせて、どのような素材を組み合わせるか。また、その量を加減したり、そのままの状態で出すだけではない、『遊びだすきっかけ』となるようにするなど(今回ではトレ―にビニールテープを少し貼っておくなど)一人一人がじっくりと物に向かって遊べるような工夫をしています。今後も様々な素材を使い、このように工夫をしながら、じっくりと遊べるように関わっていきます。