今日は、ついに「お店やさんごっこ」の日!

幼児のクラスでは、10月後半から週に2日、ぐるーぷで過ごし異年齢での関わりを深めてきました。そして、ごりら組を中心にお店屋さんに必要な物の準備を進めてきました。

楽しみだな〜 お客さんたくさん来てくれるかな〜、とワクワクしながら、朝からお店の開店準備に大忙しでしたよ。

まず、お店屋さんごっこをするにあたって、異年齢で関わりが持てるように、一緒に行動をするチームを決めました。年上の子(ごりら組、ばんび組)と年下の子(ぱんだ組、ひつじ組)の子で2人組(3人組)になりました。

お店の人にもなりたいけれど、他のお店にも買い物に行きたい!という子ども達。それじゃあ、先にお店屋さんになる人と後でお店の番をする人に分かれることになりました。お店の番をしない子ども達は、他のぐるーぷのお店に買い物に行きます。

「レジはどこに置く?」「じゃあ、先にお金もらって、〇〇ちゃんと私が袋渡すな」とぐるーぷで相談しながら、お店の準備をして、いよいよお店が開店です!

お買い物に行く前に、チームの子同士で年上の子が年下の子にどこのお店に行きたいか聞いてあげたり、一緒に作ったお金を払うのを手伝ってあげたり、しっかり手を握って行動するなど関わりあう姿も色々なところで見られましたよ。

にじぐるーぷ 《金魚すくい屋さん》

大きな声で “いらっしゃいませ〜!!金魚すくい屋さんですよ〜!“とお客の呼び込みをする子ども達。

まずレジの店員さんに、お金を渡します。

“はい、どうぞ“ “お釣りです〜“

別の店員さんが魚をすくうポイと魚を入れる袋を渡してくれましたよ。

“はいどうぞ〜“ “取れたらポイを返してね“

“熱を測ります〜“と子どもたちのアイディアから検温機までありましたよ。今の時代ならではですね。

たくさん取ったら魚がなくなるかもと気づいた子ども達。1回1匹までというルールが遊びながら出てきて、どの魚を取ろうかな〜とお客さんも真剣です。折り紙や新聞紙とビニールテープでできた、色とりどりの魚達、どれにしようか迷いますね。すくった魚を袋に入れて、“とれた〜!“と帰っていましたよ!

かぜぐるーぷ 《ラーメン屋さん》

開店前からいい匂いがしてきそうなかぜぐるーぷのお店。

メニューは、ラーメンに餃子にチャーハンまで!

お客さんがたくさんやって来て大繁盛です!

注文が入ると、らーめんやねぎ、卵、ナルトなどが入ったかごから作って、おぼんに乗せて届けてくれます。

お客が次から次にやって来て、お客が帰ってもそのままになっている机に気づいて、お皿を片付ける姿もありました。

“お待たせしました、どうぞ〜!“

届いたご飯を食べて、“おいし〜!“ “餃子もくださ〜い!“

友達の頼んだものをつまんで食べあってにっこり笑顔でしたよ。

そらぐるーぷ 《キャンディー屋さん》

きらきらの美味しそうなキャンディー屋さんのそらぐるーぷ。

お客さんが来ると、“いらっしゃいませ〜!“ “かごを持って好きなのを選んでいいですよ“

親切な店員さんが教えてくれました。

“どれにしようかな“ とじっくり選ぶ子や、“いっぱい買っちゃおう!“とキャンディーがかごいっぱいになっている子もいましたよ。

年下の子(ひつじ組、ぱんだ組)の子と一緒にお店の案内をしたり、お客さんがたくさん来てびっくりして泣いてしまった〇〇ちゃんの側で話を聞いてあげる、ごりら組さんの姿もありましたよ。

買う物を決めたら、レジに並びます。レジ待ちのお客さんがたくさん並んでいました!

“どうぞ〜“ “全部で100円です“

たくさんの色々な形や味のキャンディーをレジ袋に入れて、別のお店にまた出掛けている子ども達でした。

 

ほしぐるーぷ 《的当て屋さん》

こちらも元気いっぱい、“いらっしゃいませ〜!“と呼び込みをする子ども達。

ボールと紙コップ風船の2つの的当てゲームがあり、お店に入ると“どっちにしますか〜?“ “1回200円ですよ“ と教えてくれ、お会計をします。

紙コップ風船での的当てでは、紙コップの底にボールを入れ、底の風船を引っ張って当てます。

的を絞って、、、、えい!

 

ボールでの的当てでは、床にテープがありそこからボールを紙コップの的に投げて当てます。

ひつじ組ぱんだ組の小さな子は近い方、ばんび組ごりら組は遠い方を選んで挑戦!

上から投げてみてもなかなか難しい、、、“こうやって投げたらいいよ“と一緒にやって見せる子や、“横投げをすると当てやすいよ“、とこれまでのぐるーぷの活動で作って遊んだりした中で気付いて教えてくれる子もいましたよ。

4回まではチャレンジOK!当たらなくても、実は景品が貰えました。

何をもらおうかな〜と考えて、折り紙(お花、つるなど)のいいものをもらって帰っていましたよ。

楽しみにしていたお店屋さんごっこ。レジをするのが楽しい子や作ることが楽しい子、遊ぶのが楽しい子など色々な姿がありました。“最初はいらっしゃいませって言うの恥ずかしかったけど、やってみたら楽しかった“ “最後までお客さんたくさん来てくれた!“ と大満足のお店屋さんごっこでした!

 

ぐるーぷの活動は終わりましたが、これからも生活や遊びの場で異年齢の関わりが豊かになるよう、(年上の子は、年下の子を思いやったり、優しい気持ちを持つ。年下の子は、年上の子ににこんな風になりたいと憧れを持ったり、親しみの気持ちを持つ。)関わっていきたいと思います。

お店屋さんで買ったものは、お家に持って帰ると思います。お家でもたくさん話を聞いてみてくださいね!