入園式から早いものでもう3週間も経ちましたね。こあら組の子どもたちは「せんせい、おはよう!」「〇〇ちゃんきた~!」と話したり、毎日担任や新しく同じクラスになった子どもたちと楽しく過ごしています。

朝のおやつを食べて、園庭へ行くとごりら組のお兄ちゃんお姉ちゃんたちがコイノボリをあげてくれましたよ。聞こえてくるコイノボリの音楽に合わせ歌を口ずさみながらまだかなあ、とまぶしい空を見ながらワクワク待っていました。コイノボリが見えてくると「あかー!」「まだあるー!」と嬉しそうに教えに来てくれる子や、コイノボリー!と嬉しさから踊り出す子もいました。

    

 

コイノボリを見た後は、緑地公園に行きました。公園には何があるかな?と聞くと「むしー!」「ヘビ!(木の根の事です)」と色々なモノの名前が出てきましたよ。

公園に着き、何があるかなと探そうとすると、何かの鳴き声が…「とりさん!」「おーい!、こっちー、こっちー!」と鳥を見つけた子どもたち。こっちにおいで、と呼ぶものの飛んで行ってしまうと、「いっちゃったね~」と少し残念そうでしたが、あっちにいるかな?と公園の奥の方を見て見る子もいましたよ。

一人一人にビニール袋で作った鞄を渡すと「たんぽぽ」「ドングリ!」と早速色々なモノをみつけていましたよ。近くに沢山あったタンポポを見つけては保育者に知らせたり、地面に半分埋まったドングリを指や石を使ってドングリを取っている子もいました。ドングリを見つけた子の近くでワタシも、ボクも!とドングリを探したり、ドングリないと言う子も。ないと言っている子に対して「ここにもあるよ!」と見つけたドングリを友達に教えてあげる子の姿もありました。

 

  

 

大きな木を見つけ、「かくれよ!」と以前公園でかくれんぼをして遊んだ楽しい経験から保育者を誘いに来る姿がありました。

友達の姿を見てワタシも、ボクも、と皆でかくれんぼがはじまりました。かくれていると「がおーっていう!」という子どもの声で皆でがおー!とおどかして遊びました。かくれている間の「もーいーかい?」「まーだだよ」というやり取りや、がおーとおどかした時に驚く保育者の姿などが楽しく今度はあっち!と何度も何度も楽しんでいました。

 

    

 

かくれんぼをしながら公園の奥へ進んでいくと階段が!この下にはなにがあるのかなと見に行くとひらひら、チョウチョを見つけました。どこ行くの?待てーとチョウチョと追いかけっこをしていると、昨日の雨でぬれ水滴の沢山ついたつつじをみつけました。そっと花に触れてみて「つめたーい!」と水の冷たさが気持ちよく何度も触ったりしていました。

  

 

 

走って友達や保育者にお届け物をしたり、友達の姿を見てワタシもボクもと遊び始め、保育者と一緒に身体を動かして遊んだりするのが楽しい子ども達、公園でも小さな段差を見つけたり、切り株を見つけてジャンプしたり、健康器具の様な物にぶらさがったりして遊ぶ子がいましたよ。転倒等に気を付け側に着く中、子どもの見て!できた!という思いに寄り添い楽しさを共感していく事でもう一回もう一回と何度も降ら下がりゆらゆら楽しんでいました。椅子をバスに見立てて保育者と歌を歌いながら身体を揺らしている子もいましたよ。

      

 

沢山遊んで園に帰ろうとしていると「おっきー!」と大きいダンゴムシを見つけました。保育者がそっと手に取ると〇〇ちゃんも、〇〇くんも!大きなダンゴムシに興味津々の子ども達です。”大事にね”という保育者の声を聞きそっと持ったり、大事に触っていましたよ。

      

 

 

 

大人の足や目線で歩いていくとすぐに通り過ぎてしまうかもしれませんが、”草が生えている””虫がいる”とただ過ぎてしまうのではなく、何があるかな?と一つ一つに気持ちを向けていくことで大きなダンゴムシを見つけたり、大きな声でなく鳥をみつけたり、と色々な発見がありました。遊びや生活のなかでも子ども達の発見や楽しさに共感する中、季節を感じたり、身体を動かして遊んでいきたいと思っています。