こあら組になって10カ月が過ぎました。春から少しづつ自分の身の周りの事が出来るよう伝えるとともに、一緒にしたり、遊びの続きで楽しんでしてみたり、時には困ったりもしながら日々繰り返してきました。今日はそんなこあら組の身の周りの事を頑張っている姿もお知らせします。

食べた後は口をゆすぎます。お水の所に行っては水遊びになっていた以前とは違い、口をゆすいだら遊ばずにお部屋に帰ってきますよ!

そして、お口拭きとしてハンカチをぬらして使っていましたが、ハンカチはポケットに入れて持ち歩いています。一月からはハンカチをぬらさないで、口の周りが汚れたら手に水を付け洗い、ハンカチでぬぐいます。なぜならお姉ちゃん(ひつじ以上児クラス)達はそうしているし、こあら組のみんなも大きくなってきているのでやってみたんです!そしたらちゃーんとできましたよ!

時々ハンカチがどこへ行ってしまうけれど、探して見つけてポケットに入れようと意識しています!「お母さん、無くならないように名前ちゃんと書いてね♪」

鼻が出たら自分でかむ!だってたれっぱなしでは風邪ひきバイキンがそれを見てもっとやってくるし、きれいな方がかっこいい!と話しながら一緒にしています。まだまだ自分で気が付いてできる時ばかりではないけれど、出来た時に「出来たね!」「きれいになったね!」「自分でできるってすごいね」って言われることで身についていきます。

そして、スプーンとお箸の持ち方も大きくなる事を意識してやっています。以前まではスプーンを上から握る「上手持ち」だった姿から、お箸への移行を意識させ、お箸を持つようにする「下手持ち」で持ち、それを定着させた後、お箸へと移行しています。みんな下手持ちで持つことを意識できるようになりました。お箸も使い始めまだまだおぼつかない姿ではありますが、お箸が使えることを喜びながら使っているところです。

ぜひお家でも、スプーンも使いながら無理なく「少しできた」という事を繰り返しながら使っていってくださいね。

「見て、お箸でつかめた!」「せんせい、手はバキューン(←指はてっぽうの形)やな!出来た!」

「お皿は持って食べるとこぼれない」

と、自分達で意識していることを話したり、出来るよ!と教えてくれたりしているこあら組です。

 

お家でも、お皿をもって食べていますか?お皿を自分でさらえていますか?こぼしたものを、自分でひろって片付けていますか?出来るでしょ!ではなく、「出来たね」をたくさん経験してほしいです。

パジャマも脱いだら・・・

こうしてたたむことも自分で気づいてしたり気づかされてしようとしています。たたんであると次着やすいし、たたんでなかったら直すところから始まってしまいます。出来た経験も大切なように、出来なかったらそのままではなく、出来なかった事も感じて、「昨日できなかったけど、今日は出来た」という事が喜びになっています。

帰る用意も、少しづつできるようになったかな♪

   

 

身の周りのことをする意欲は”出来た”ことを積むばかりではないと思います。遊びを存分に楽しみ、満足感を味わうことも大切です♪今日も、元気にたっぷり身体を使って遊びましたよ。

バランスとって歩いたり、ジャンプしたり、登ったりくぐったり、時には自分なりに遊び方を変えてみたり、そして友達と関わり合いながら楽しみます。

明日は節分!!たくさん動かした身体で、次は豆まきごっこをしました。力強く「おにはーそと!!」オニを狙ってえーいと玉を投げ楽しみました。

こうして心も身体も少しづつお兄ちゃんお姉ちゃんの準備をしているこあら組でした!