どんどん暑くなってきましたね。暑くなってきても毎日元気に登園し遊んでいるこあら組の子ども達です。

今日は、素材遊びをしました。洗濯ばさみを使って遊べるように、箱や牛乳パックを輪切りにしたもの、網目状の柵などと組み合わせて遊びました。

こあら組になってから、洗濯ばさみで何度か遊んできました。初めは洗濯ばさみや他の素材を集めて遊んでいたり、どうして遊ぼうかと考えている子もいましたが、繰り返し遊んでいく中で同じ色の洗濯ばさみを集める子や、箱のふちにつける子、容器に入れる子など一人一人の遊び方が見られるようになってきました。

 

柵に洗濯ばさみがついているのを見つけ洗濯ばさみを付ける子ども達。同じようにつけるだけでなく、つけようとしてポトン!と穴に落ちたのを見て、穴に落として遊び始める子や、つけた後にゆらゆらと揺れるのを見て”ブランコだ!”とブランコに見立てて”ぶーらんぶーらん”と言いながらいくつもつけて遊ぶ子もいましたよ。

柵を開けられるようにしたことで、洗濯ばさみがなくなっても自分達で出して繰り返し遊んでいました。付けることが楽しい子や、ついているのを取るのが楽しい子、同じ色だけを付ける子もいました。

  

    

 

牛乳パックを輪切りにしとものに洗濯ばさみをたくさん付けて”かんむりー!”と頭に乗せて見せてくれる子もいましたよ。閉じた状態で洗濯ばさみを付けたり、洗濯ばさみそのものを箱に詰め込む子もいましたよ。

        

友達が持っているものが欲しくなり、取ってしまう事もまだまだありますが、保育者が仲立ちをしたり、思いを受け止める中”ちょうだい!””いいよ!”と言葉で伝えられる姿も出てきました。

 

 

“行ってきまーす!”と言う声を聞き周りの子も 行ってきます! とお出かけをして遊ぶ子もいました。シートを敷き場所を作る事で、そこでの遊びがまた始ました。

 

 

繰り返し遊んでいく事で、遊び方を知ったり、新しい遊びを発見することができ、子ども達の遊びの幅が広がっていきます。一つの素材だけでも、組み合わせる素材や遊ぶ子によって、楽しみ方は色々あります。こあら組ではこれから1年間通して色々な素材に触れて遊び、その子なりの遊び方を見つけ、好きな遊びをじっくりと楽しめるように関わっていきたいと思います。また、担任も子ども達と一緒に大いに楽しむすがたを見せ、子ども達と色々な発見、楽しさの共感をしていきたいです。