今日の朝、給食室の先生から「三度豆のお手伝いをしてほしいな」と頼まれた子ども達です。早速クラスに戻って三度豆をポキポキと折って一口くらいの大きさにしました。
出来たら自分で給食室へ持っていきました。「トントントン、おまめできました」と言います。すると給食室の先生から「ありがとう」と労いの言葉をかけてもらい子ども達の表情はとってもいい表情のニコニコ顔に変わります。給食の時間が待ち遠しいです。
戻ってきたら楽しみな朝のおやつの時間です。今日はヨーグルトでした。自分の指や手を使って、自分でフタをあけられるんですよ。すごいでしょ♪
さぁ、ヨーグルトを食べたらトイレに行ってお着替えをします。自分でパンツやズボンも脱ぎ着しています。4月頃に比べて確実に“ジブンデスル!!”という思いが強くなってきて、日々少しずつできることが増えてきています。
日中は油粘土で遊びました。
それぞれが思い思いに形を変えて遊んでいました。
ひとつの素材からチョコレートになったり、ヘビになったり、ライオンになったり、ケーキになったりと様々なものに変化します。長細くした粘土をロウソクに見立てて、粘土で作った土台に乗せて誕生日の歌を口ずさんだり、「フーっ」と息を吹きかけて火を消す事なんかも再現して遊ぶ子もいましたよ。
いっぱい遊んだ後は待ちに待った給食の時間です。今日の朝お手伝いをした三度豆が肉じゃがの中に入っていました。子ども達は「おいしい」「もっとちょうだい」とおかわりをたくさんしましたよ!!
日々生活や遊びの中で『豊かに手先を使うこと』を意識しています。ヨーグルトのフタ開けや、パンツやズボンの脱ぎ着もそうです。粘土の遊びでも、「つまんだり」、「ちぎったり」、「転がしたり」という風にたくさん手先を使えるんです。
なぜ手先を使うことが大切かというと、手の発達は脳の成長と連動しているからです。手が発達すれば脳も活性化されるのです。ですから『指は突き出た脳』と言われているんですね。出来る、出来ないではなくやってみようとする気持ちを大切にしながら日々過ごしていきたいですね。